フランス組曲

2016年1月9日 (土)

「フランス組曲」

@西宮OS


プラハ交響楽団の演奏が有った芸文とド近所なので、演奏会終わった後に劇場に行って鑑賞しました。


第二次大戦中、フランスにナチス・ドイツが攻めて来て駐屯した田舎町が舞台。

夫が徴兵されて帰りを待つ妻と、彼女の家に宿泊する事になったナチス・ドイツの音楽家の将校の淡い恋の物語。


時代が時代だから仕方ないけど、切なかった(´;ω;`)ウッ…...


原作は1942年にアウシュビッツでその生涯を閉じた女性作家イレーヌ・ネミロフスキーによる未完の小説。


公式サイトより抜粋

原作者イレーヌ・ネミロフスキーが人気小説家として活躍中に、第二次大戦が勃発。彼女はユダヤ人だったため1942年にアウシュヴィッツに送られ、1ヶ月後に亡くなった。続いて夫も捕えられ、同じ運命を辿る。残された娘2人は逃亡の間も母の形見のトランクを大切に保管したが、そこに入っているノートを母の日記であると思い込み、辛い思い出に向き合うことを恐れ、読まないまま長い年月を過ごした。それが小説であることに気づいたときには、作者の死後、60年以上がたっていた。疎開生活中に、小さな手書きの文字で綴られた「フランス組曲」は、2004年に出版されるや大反響を巻き起こし、全世界350万部を超えるベストセラーになる。

作者が命を懸けて綴った執念の遺作が、長い時間を経て、ついに映画として蘇ったのだ。


この時代にユダヤ人女性がこんな視点で、凄惨さとかを感じさせない恋の物語を書けたのも凄いなぁ...


原題 :Suite Francaise
製作年 :2014年
製作国 :イギリス・フランス・ベルギー合作
監督 :ソウル・ディブ
キャスト: ミシェル・ウィリアムズ、クリスティン・スコット・トーマス、マティアス・スーナールツ