2017年6月17日（土）
阪急文化財団が贈る マグノリア・セレクション2017 三浦章宏が奏でる
ベートーベン ヴァイオリンソナタ全曲リサイタルVol.3
@逸翁美術館マグノリアホール
マグノリアホールの有る池田市出身の東フィルのコンサートマスター三浦章宏さんのベートーヴェンヴァイオリンソナタ10曲を全曲演奏シリーズ。
今回は最終回の第3回となります。
振り返ると
第1回：2016年7月10日（日）
- 第1番ニ長調Op.12-1
- 第5番「春」 ヘ長調. Op.24
- 第7番ハ短調Op.30-2
【アンコール】
クライスラー：美しきロスマリン
Blog記事
第2回：2017年2月12日（日）
- 第2番イ長調Op.12-2
- 第6番イ長調Op.30-1
- 第9番イ長調Op.47「クロイツェル」
Blog記事
アンコール書き忘れてるけど、多分この時もクライスラーの美しきロスマリンだったと思います。
そんな訳で最後の第3回は上記の演奏会で演奏されてない
3番、4番、8番、10番
となりました。
このマグノリアホールは良い意味でこじんまりとした小さいサロンみたいな場所で、その空間に庭先に置いてそうな椅子を並べてアットホームな雰囲気での鑑賞でした。
地元ご出身なので、昔からのお知り合いの方もいらっしゃってる感じでした。
何となく勘違いかも知れないけど、お母様らしき方もいらっしゃってたかな？？？
ベートーヴェンのヴァイオリンソナタはひっそりとした華やかさと品を感じて聴いていて幸せ気分になります。
そういえば、ピアノソナタを聴いてる時も同じ気分になるわぁ〜
しかし、ど素人でも分かるくらいベートーヴェンのヴァイオリンソナタはピアノの伴奏がむっちゃ大変そう(汗)
完全にヴァイオリンと対等の立場。
ソリスト級の能力いるよねこれは...
前回と同じく伴奏は鈴木さん。
喜怒哀楽が激しくて、音がハッキリと明確で三浦さんの誠実さを感じるヴァイオリンの色彩を鮮やかにしていい組み合わせでした(*´ｪ｀*)ﾎﾟｯ
関西では余り演奏されて無いみたいなんだけど、機会が有ったら鈴木さんの演奏をソロで聴いてみたいなぁ〜
3番とかは楽しい部分が多いのでついルンルンモードで首を振りそうになったり、10番の第2楽章はピアノソナタの後期と同じく天国を感じて綺麗な世界にぼへ〜っとしました(*˘︶˘*).｡.:*♡
コンサートマスターをされてるからかな？意識が完全に自分の中に入って周りが見えない状況じゃ無くて、地元の知り合いの方々が来られてるのも有ると思いますが、ホールに来られてる方々の一人一人の顔を見ながら幸せそうに演奏されてるのが印象に残りました。
むっちゃ目が合ったわぁ(汗)
最後のご挨拶が始まってすぐに言葉が詰まって暫く無言が続きました。
ベートーヴェンのヴァイオリンソナタを全曲演奏するのは夢だったので、感激がこみ上げて来てしまって言葉が詰まったそうです。
今まで人前で演奏したのは3曲だけだったので、お恥ずかしいのを聴かせてしまいましたと恐縮されてました。
三浦さんのベートーヴェンの全曲演奏会3回通して聴いて、東フィルのコンサートマスターをつとめられてて凄い人の筈なのに、全然そんな感じはしなくて人前で話すのも凄く苦手なんだろうなぁ〜って感じる素朴で恥ずかしがり屋の感じの良い方でした。
息子さんは注目されてるのに、本当に人前に一切出ようとしないし公の場ではお互いの事を極力言及しないようにしてるのも納得です。
リクエストが有って言ってくれたらやります。と、又来るのを約束してアンコールはこのシリーズの恒例のクライスラーの「美しきロスマリン」で演奏会は終わりました。
この日貰ったチラシですが、ベートーヴェン全曲演奏会シリーズ。
東京では一気演奏会が開催されるそうです。
伴奏は横山さん((o(´∀｀)o))ﾜｸﾜｸ
流石に、東京には遠征出来ませんが聴きたかったなぁ〜
◆プログラム◆
【出演】
- 三浦 章宏 Akihiro Miura／ヴァイオリン
- 鈴木 慎崇 Yoshitaka Suzuki／ピアノ
【曲目】
L.V.ベートーヴェン：
- ヴァイオリン・ソナタ第３番変ホ長調Op.12-3
- ヴァイオリン・ソナタ第４番イ短調Op.23
- ヴァイオリン・ソナタ第８番ト長調Op.30-3
- ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調Op.96
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