2017年1月7日(土)
ドラゴン×マッハ!(原題:殺破狼II SPL 2: A Time for Consequences)
@シネマート心斎橋
シネマート心斎橋サマの特集上映
≪2017 冬の香港・中国エンターテイメント映画まつり≫
の2本目
「ドラゴン×マッハ!(原題:殺破狼II SPL 2」
です。
タイのアクション映画「マッハ!」のトニー・ジャー
中華圏の「強い」イメージのアクション俳優の呉京(ウー・ジン)の二人が主役のアクション映画。
この二人が主役なのと作品のターゲットをアクション好きの人に絞って「ドラゴン×マッハ!」なんて邦題が付いたんだろうなぁ...
実際、この組合せのアクションは観てみたいかなぁ〜と、内容は期待せずに観ることにしてました(汗)
邦題が邦題なのでインド映画の歌と踊りの無いバージョンみたいな内容かと思ったら、ストーリーが重めで意味不明なアクションシーンは無くてドラマがメインの作品。
実は、呉京(ウー・ジン)のアクション以外のちゃんとした演技を観たのは初めてでした(ーー;)
私の中では「大陸出身のムッチャ強い人」のイメージが強い俳優さんなんだけど、良い演技が出来るようになったなぁ〜って感じました。
この作品は血のつながりを軸としてたんだなぁ〜って後から振り返って気が付きました。
トニー・ジャー演じる刑務官の父と白血病の娘。
刑事のサイモン・ヤムと叔父のサイモンの指示で臓器売買組織に潜入する甥の潜入捜査官のウー・ジン。
臓器売買の組織のボスであると同時に自身が心臓病を患い移植が必要なルイス。そして、ルイスの心臓として唯一移植可能なのは実の弟。
実は、ずっと組織のボスが古天樂(ルイス・クー)と気が付きませんでした(汗)
髪型が普段と違う長めのサラ毛、メガネ、病気の雰囲気倍増のマスク姿で、色黒ワイルドな普段の彼と余りにもかけ離れてて...
そして、そんな血のつながりに会話でチラっと出てきた臓器移植で命を助けられ、ルイスの言いなりの殺人兵器のような刑務所所長のマックス・チャン。
と、又別の絆も絡んでいきます。
張晋(マックス・チャン)演じる刑務所所長は、ビシッとスーツを着こなし、髪の毛は整髪料でキッチリとセットと隙のない着こなし。
無表情でクールなハンサムな上にむちゃくちゃ強くて主人公達を翻弄と女性の好む要素を見事に備えた悪役だったので、メロメロになった女性多数と予想されます(*´ω`*)
クールビューティだったわぁ
私自身は任達華(サイモン・ヤム)
が予想外に見所が多くて嬉しかった(*´ω`*)
アクション作品なので勿論アクションシーンはたっぷりと、しかも人物関係がややこしいのでボリューム満点過ぎて2時間鑑賞は体力無しの私には一寸疲れたけど(ーー;)
アクション好きの男性だけで無くてミーハー貴腐人の私にも楽しめる作品でした。
現地画像と日本のビジュアルイメージに差が有りすぎる...
◆「ドラゴン×マッハ!」予告編◆
◆主題歌 謝中傑 Alex Chia《殺破狼》(電影 “殺破狼 II“ 主題曲)官方版MV◆
主題歌がカッチョイイです。
◆作品データ◆
原題:殺破狼II SPL 2: A Time for Consequences
製作年:2015年
製作国:香港・中国合作
監督:鄭保瑞(ソイ・チェン)
キャスト:
トニー・ジャー、
呉京(ウー・ジン)、
張晋(マックス・チャン)、
任達華(サイモン・ヤム)、
古天樂(ルイス・クー)
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