2017年1月7日(土)
「人魚姫(原題:美人魚)」
@シネマート心斎橋
シネマート心斎橋サマ毎年恒例の特集上映
≪2017 冬の香港・中国エンターテイメント映画まつり≫
で旧正月に中華圏で大ヒットした周星馳(チャウ・シンチー)監督の
「人魚姫(原題:美人魚)」
が公開されたので観に行きました((o(´∀`)o))ワクワク
シネマート心斎橋サマの公開初日に行ったけど、香港映画ファンは楽しみにしてた作品なので立ち見が出てましたΣ(゚Д゚)
予めネットでチケを購入してて正解だったです。
劇場内の雰囲気は「この人見た記憶あるなぁ〜」って人がチラホラ。
プチ大阪アジアン映画祭状態な雰囲気(笑)
香港では旧正月に公開された作品だから、日本では正月公開で楽しくてピッタリな作品でした。
チャウ・シンチーは今回も出演は無くて監督のみだったけど
(主役とか演るには年齢に無理有るからなんだろうなぁ多分...)
この人の作品の笑いのセンスはストライク過ぎる...
とにかく!!ムッチャ面白かったです(*´ω`*)
チャウ・シンチー(私は「星仔(シンチャイ)」と呼んでます)のダサダサナンセンスギャグ作品は私の人格形成のベースになってるなぁ〜って改めて思った(笑)
横道にそれるけど、香港では男の人を愛称で呼ぶ時に
「名前の一文字+仔(チャイ)」
ってなります。
アニキみたいな感じの呼び方だと
「名前の一文字+哥(コー)」
ってなります。
最近は大御所になったので星仔は星爺(シンイエ)って呼ばれてるそうだけど、今更読み方変えれない(ーー;)
香港でのこの愛称の法則を頭に入れて香港映画のセリフを意識して聴いたら、かなりセリフの分かる部分が増えるので、今まで知らなかった人は香港映画を見る時にお試しください(*´ω`*)
前回の西遊記の時はGメン75のテーマ曲が流れて三蔵一行がヨコ並びに並んで歩いてたので、中華圏の作品の筈なのに日本人の私が「懐かしい」と感じる場面が有ったのですが...
今回は
「ゲッターロボ」
のオープニングイントロ(笑)
何故か日本の作品よりも子供の頃を思い出すギャグを今回もやってくれました(:.´艸`:.)ぶっ ((笑´∀`))ヶラヶラ
私は日本の映画とかテレビドラマをあまり見ないのだけど、庶民的で共感するギャグ炸裂作品って見ない気が...
この「人魚姫」では昔のテレビドラマ「射雕英雄伝之華山論剣」のテーマ曲「世間始終你好」を鄭少秋(アダム・チェン)と莫文蔚(カレン・モク) が歌った曲の
「ウッ!!ハッ!!」
と叫ぶインパクトが強烈過ぎて見終わった後も頭の中をこの曲がグルグルと回りました。
↓コチラがアダム・チェン&カレン・モクの「世間始終你好」
そういえば、おばあさん人魚が何故かアダム・チェンの写真(雑誌の切り抜き?)を持っててウケた(笑)
香港では杉良太郎?みたいなポジションだからかしら??
そして、この曲もストライクだったわ〜
仮面ライダーとか特撮を思わせて懐かしさ満載です
「周星馳創作《美人魚》宣傳曲-鄧超《無敵》MV」
この「人魚姫」はハチャメチャギャグ満載だけど、じんわり&ホッコリと来る内容でした。
「チャイニーズ・オデッセイ」をライトにしてホノボノにした感じかな??
愛を忘れて頭の中はお金の事しか無い人間の男。
金儲けの為に、人魚の住む海を埋め立てて再開発しようとしてて、それを阻止する為に人魚達はヒロインの人魚を誘惑して殺そうと男の元に送りこんだが、彼女は男の事を好きになってしまう...
ダサダサ感が満載のコメディだけど、良いシーンも満載でホロリと幸せ気分になる作品でした。
羅志祥(ショウ・ルオ)のタコ男も美味しかったなぁ(笑)
新年らしく笑いたい人にはオススメ作品です(*´ェ`*)ポッ
◆「人魚姫」公式サイト◆
◆「人魚姫」予告編◆
◆作品データ◆
原題:美人魚 Mermaid
製作年:2016年
製作国:中国・香港合作
監督、脚本、制作:周星馳(チャウ・シンチー)
キャスト:
鄧超(ダン・チャオ)、
林允(リン・ユン)、
張雨綺(キティ・チャン)、
羅志祥(ショウ・ルオ)
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