2016年8月20日(土)
ストリート・オーケストラ
テアトル梅田
鑑賞の前日、Twitterを見たら大フィルからこんな告知が!!
明日、テアトル梅田(茶屋町)にて行われる映画『ストリート・オーケストラ』公開初日記念トークショーに、当団桂冠指揮者・大植英次が登壇いたします。色々なことに挑戦してきたマエストロにとっても初の機会、楽しみです! https://t.co/tBP5KQolvV
— 大阪フィルハーモニー交響楽団 (@Osaka_phil) August 19, 2016
大植さんの舞台挨拶!!!!!
20日にこの作品を鑑賞する予定だったのでビックリΣ(゚Д゚)
こんな偶然有るんですね(∩´∀`)∩ワーイ
劇場の座席を見ると、大フィルの年間パンフが置いてました。
大フィルとコラボ???
ロビーのチラシ置き場にはコバケンさんの海外オケの指揮の演奏会のチラシとか...
よーーく周囲を見渡すと、普段この劇場に来る観客の雰囲気では無くてクラシックの演奏会で見かけるようなタイプの方々だし...
映画鑑賞なんだけど、クラシックを聞きに行ったような不思議な気分で鑑賞になりました(笑)
緊張で演奏が出来ずにサンパウロ交響楽団のオーディションに落ちたラエルチは、生活の為にスラム街の学校で子供達にオーケストラの演奏を教える音楽教師に就く事になる。
子供達は言う事を聴かず彼を無視して好き勝手な事をしてて演奏を教える以前の問題状態の日々。
ある日、地域のボスのヤクザ(密売組織?)の構成員に絡まれた時に演奏で感動を与えて助かり、その事が広まり次第に子供たちと打ち解けて皆で音楽を作り上げていく喜びを感じるようになってきたのだが...
日本だったら
不良で荒れた学校⇒新任教師がやって来て公正
はスクールウォーズなどのスポコンの王道設定。
お国柄か、実話がベースになってるのも有るのか、日本のドラマなら過剰なクサイシーンとかで感動を盛り上げようと出来れば出来る場面満載なのに、そんなのは一切無くて淡々と事実を捉えて静かに物語が展開していった印象を受けました。
でも、丁寧に作られててツッコミポイントとか不自然さは余り感じなかったかなぁ〜
地味な作品の為か、鑑賞後に、ブラジルのスラム街の子供達の生活とか考えてしまったし...
じんわりと後から来る作品でした。
大植さんは映画終了後に登壇されました。
3時間前に日本に到着されたハズなのにいつも通り超元気でした(笑)
話し出したら止まらないww
大植英次、来週25・26日の定期演奏会に向け、今朝来日しました。昼には映画「ストリートオーケストラ」公開記念トークショーにも出席。映画の舞台・サンパウロは何度も訪ねたことがあるということで話が弾みました。 https://t.co/fwhFtJVXLM
— 大阪フィルハーモニー交響楽団 (@Osaka_phil) August 20, 2016
お話しの内容は作品の内容というよりも、ブラジルには何度か行かれててその時の体験したブラジルの事でした。
ブラジルは昔からクラシック音楽が根付いてる国で、映画のように子供に教えたりとかが有って、大植さんも教えた事が有ったとか...
ラストシーンの演奏会のホールは、実際に指揮をされた事が有って昔は駅舎だった建物で、演奏中に列車のボーッと云う音も聞こえてくるらしいです。
奏者が異常に音を長く伸ばしてると勘違いして「伸ばしすぎ」と指摘したら「違います」と、その人は楽器を演奏しておらずブンブンと首を振って否定された出来事とか(笑)
実は駅の周囲と言うのは貧しい人が住む傾向が有るので、ホールに向かう時にスラム街を通ってて、作品の景色に見覚えが有ったそうです。
そして、貧富の差が激しいので観客は本当にお金持ちで身なりがほかの国の劇場よりも良かったとか...etc
お話し好きなので話し足りなさそうでした(笑)
更に、ご本人はサイン会も開催したかったみたいです(*´ω`*)
...あの劇場狭いからスペース無いものねㅠㅠ
次の作品の上映も有るし...
サイン欲しかったなぁ〜
観ようと思ってた作品でまさかの大植さんのトークショーの大特典で貴重な体験が出来ました。日本に来られてお疲れのハズなのに本当に有難うございましたm(_ _)m
◆予告編◆
◆公式サイト◆
◆作品データ◆
原題:Tudo Que Aprendemos Juntos
製作年:2015年
製作国:ブラジル
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