2017年5月17日(水)
関西フィルハーモニー管弦楽団:第283回定期演奏会
平和への深い祈り 聖なる交響曲 RVW《第5番》
@ザ・シンフォニーホール
この関フィルの定期演奏会、一言で言うなら「癒やされる演奏会」でした(*´ω`*)
週末に鑑賞に精神力をつぎ込む必要のある曲
20日(土)⇒京響のブルックナー5番
21日(日)⇒大フィルのブルックナー9番
が続くので、知ってる曲だけど予習でCD聴くだけで既に全てのパーツが無駄無く使われて精密に設計されて出来た壮大な建造物のようなブルックナー2曲の鑑賞に神経吸い取られてました(汗)
何というのか見上げて見ると大きくて、階段登るのも大変な建物のような気分?
そんな状況での関フィルの定期は気分転換の癒やしでした(*˘︶˘*).。.:*♡
ラヴェルのピアノコンチェルトは大好きな曲だし、サッチーさんのヴォーン・ウィリアムズのシリーズは大好きなのですっごく楽しみにしてました。
超ギリ到着になってしまってプレトークを聴けなかったのが残念だったわぁ〜ㅠㅠ
前半はオシャレにラヴェルプログラム。
ラ・ヴァルスで狂ってながらも華やかな舞踏会のワルツで演奏会は始まりました。
2曲目は楽しみにしてたラヴェルのピアノコンチェルト((o(´∀`)o))ワクワク
「この曲をやるという事は、ユーモアの有る自由な感じのおフランスの人だろうなぁ〜」って予想してたらソリストのカツァリスさん、予想通りの人でした(笑)
アメリカのジャズの雰囲気タップリの第1楽章を超ルンルンモードで楽しそうに演奏されてて、自由なジャズを演奏してる感じ。
カツァリスさんは、曲の世界に入られてて演奏中に客席に笑顔をムッチャ振りまいてて、2階席の私は丁度その笑顔とご対面状態になってしまって目が合うたびに笑いをこらえるのに必死に(笑)
この曲の第2楽章は本当に綺麗で大好きな部分。
ウットリして聞き惚れました(*˘︶˘*).。.:*♡
第3楽章は華やかに楽しく演奏終了。
アンコールはこの楽しい雰囲気のまま「フランスの曲は好きですか?」と、いうような感じの挨拶をして、国家のパロった陽気なメロディーからシャンソンや映画音楽や何処かで聴いたことの有るポピュラー曲のメドレー「フランス風即興曲」を演奏。
オチャメで魅力的な人柄&演奏でした(*´ω`*)
後半は、ヴォーン・ウィリアムズの5番。
サッチーさんはヴォーン・ウィリアムズが大好きだから皆に聴いてもらいたくて定期演奏会のプログラムに取り入れてるシリーズ。
サッチーさんが、ヴォーン・ウィリアムズ大好きなのがすっごい伝わって来て優しい素敵な曲で静かに祈りを捧げたくなる感じでした。
本当に綺麗だったなぁ...
前半、後半ともイングリッシュ・ホルンが大活躍の曲だったからセカンドオーボエの方は大プレッシャーだったと思います。
サッチーさんの音楽の個性に有った素直な優しい感じの音だったなぁ〜
演奏終わって「サッチーさん素敵な時間ありがとぉぉー!!(人´∀`).☆.。.:*ありがとぉ☆彡」ってなりました(笑)
◆関フィルのBlog◆
◆サッチーさんのTwitter◆
本日17日は関西フィル定期。カツァリスさんの音楽とお人柄に改めて感激…!
— 藤岡幸夫 (@sacchiy0608) May 16, 2017
ピアノの音色が時に弦楽器とかハープのように聴こえる…作品に対する愛情が伝わってきます。V・ウィリアムズの5番もシンフォニーホールでどこまで立体的に美しく響くか楽しみ。1曲目はいきなりラヴァルス…!当日券あり pic.twitter.com/Wpjaage2pz
昨晩の関西定期たくさんのお客様ありがとうございました。終演後カツァリスさんと飲み会。関西フィルに大満足で再会を固く約束。ラ・ヴァルスもRVWも我々らしさはだせたかな。5番は来月セントラル愛知とやります。今朝は来週ダブリンで本番のLindbergとマーラー5番の世界に頭を切り替え…
— 藤岡幸夫 (@sacchiy0608) May 17, 2017
◆サッチーさんのInstagram◆
◆プログラム◆
指揮:藤岡 幸夫
ピアノ:シプリアン・カツァリス
【演奏曲】
ラヴェル:ラ・ヴァルス
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第5番 ニ長調
◆アンコール◆
フランス風即興曲
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