大阪フィルハーモニー交響楽団:第508回定期演奏会

大阪フィルハーモニー交響楽団:第508回定期演奏会  

2017年5月12日(金)・13日(土)

@フェスティバルホール

脳内「なにわ」モードだけど、フェドセーエフさん指揮の大フィルの定期演奏会です。

4年前に有ったフェドセーエフさんのチャイコが何故か忘れられずに「もう一度聴きたい」思ってたから実現して嬉しいです(*´ェ`*)ポッ

84歳だし、大きい病気されてたし、N響に呼ばれたしetc...

で、実はもう大フィルとの演奏は諦めてました。

今回の後半のメインは王道曲のチャイ5!!!!

チャイコをこよなく愛する人なので忘れられない素敵な演奏になるのではと、楽しみにしてました。

当時を振り返って大フィルのBlog。
懐かしい...

昔、大フィルのBlogは「神」だと改めて思った(汗)

今回のチラシとパンフレット


丸い炎なような模様が色違いなのに今頃気が付きました。

演奏会が始まりフェドセーエフさんが入場。

何時も感じるけど、年配の指揮者の方にはフェスティバルホールの舞台袖から指揮台まで距離が有るから大変そうだなぁ〜って様子を見て思ってしまいました。

でも、指揮台に登ると背筋がシャンとしてて指揮棒を使わないで空気感を感じる雰囲気有る指揮は記憶に有る以前の姿のままでした。

前半はウェーバーの歌劇「オベロン」序曲と同じくウェーバーの交響曲第1番。

クラシカルな感じの曲は、大編成ガンガンノリノリの大フィルには珍しい選曲でした。

深刻に聴くタイプの曲でなく、純粋に鑑賞するタイプの曲なので人によっては眠たくなるかな??とは思いはしたけど...
と、いうか私が感じるだけかも知れないけど前半の大フィルでアンサンブル力が「命」系の曲は地雷なのよね...

正直、トータル的には思う処有ったし...

でも、フェドセーエフさんの優しい人柄が感じられる音作りと、フルート⇒オーボエラインが大好物の私としては

浅川さんの明るく輝いて素直な感じのソロ

(この曲は本当に浅川さんに合ってました!!!)

そんな浅川さんの演奏を聴いて何時もニコニコなんだけど、更にこの日は超ニコニコで幸せモード全開で、観客の私も見てて幸せ気分になってしまったセカンドオーボエの大島さん。

今回も前半&後半出演で頑張る野津おやびんのフルートはクラシカルで綺麗な曲にピッタリ!!

だったので、私は超幸せ気分で前半終了でした(笑)

ウェーバーの交響曲1番はクラが無い曲だったので、ブルックスさんとふなもんさんコンビの姿は僅かしか鑑賞出来なかったのが唯一残念だったかなぁ

休憩が終わり、後半はチャイ5。

冒頭のクラトップ金井さんの演奏が聴こえると「なにわ」気分をまだ引きずってるので

「ボスーーー!!!♡♡♡」

と、横道に入って盛り上がってました(邪道)

フェドセーエフさんのチャイ5は、普段よく聴くノリノリでグワァァー!!!!って聴いてる人のテンションを煽る演奏で無くて、曲が持ってる音の響きを大切にして聴かせる所はじっくりと聴かせてくれました。

チャイ5を聴いて、ほわぁぁ〜ってして夕焼けを見ながらボケーっとするような気持ちになったのは始めてでした。

この曲の普段は感じられない隠れた美しさを聴かせて貰ったです。

曲を知ってるからこそ、こんな聴かせる演奏が出来るんだろうなぁ

年齢的には難しいかも知れないけど、大フィルにまた来て頂いて素敵なチャイコの世界を体験させて欲しいです(*´ェ`*)ポッ

◆大フィルのTwitter◆

◆AMTIのTwitter◆

アホなんでスパシーバが読めなかったので訳を掲載してくれて助かりました(汗)

◆オーボエの浅川さん家のBlog◆

◆プログラム◆

<出演>
指揮:ウラディーミル・フェドセーエフ

<曲目>
  • ウェーバー/歌劇「オベロン」序曲
  • ウェーバー/交響曲第1番 ハ長調 作品19
  • チャイコフスキー/交響曲第5番 ホ短調 作品64