京都市交響楽団:第611回定期演奏会

2017年4月21日(金)

京都市交響楽団:第611回定期演奏会

@京都コンサートホール・大ホール


京響の定期会員になって初の定期演奏会です。

指揮者のリープライヒさんは、大フィルの定期でオピッツ先生との微笑ましいコンチェルトを演奏されたのが記憶に残ってます。

指揮者では珍しくサイン会も開催されて、ハンサムで感じの良い人だったなぁ(*´ェ`*)ポッ

しかし、今回は平日の定期演奏会。職場が大阪で定時が18時なので開演には間に合わずに途中鑑賞するしか無いというㅠㅠ

「開演に間に合わない(毎回遅刻)のなら、平日は会員になるな!」
という感じなんですが首席のうえたんさんは後半からなのでそれだけは聴くことが出来るから会員になってしまいました(汗)
うえたんさんの演奏が大好きなので、あの音を数ヶ月に一度の休日の演奏会しか聴けないのは禁断症状が出てしまって無理です...

当日は勿論、定時後ダッシュ!!!!!三 (lll´Д`)ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ

たどり着いた時は演奏会始まってるので前回に続き普通ならレアの周囲に無人の演奏会の日の京都コンサートホールの写真(汗)


平日夜の毎度恒例の光景の写真になりそう(汗)

後半から聴けると思ってたら、奇跡的に2曲目の始まる直前に到着しててステマネさんが2曲目のセッティングしてる最中だったのですが中に入れて貰って鑑賞する事が出来ました。

...しかし、演奏直前の1人の途中入場(ヒール履いてたので足音も響いてた)で他の観客の人達をすっごく不快にさせた雰囲気が漂ったので(睨まれたし)、これからは平日の演奏会は休憩時間にコッソリ席に着くことにします。

不快な思いをされた方には申し訳有りませんでしたm(_ _)m

2曲目はショパンのピアノコンチェルトの2番。
ソリストは以前から気になってた北村朋幹さん。

繊細で何処か影のある雰囲気の演奏がショパンにピッタリでした。

ショパンは、個人的に儚げな病弱な青年の何処か影の有る雰囲気を感じさせる演奏が好みなので凄く好みでした。
遅刻で動揺してしまってちゃんとした精神状態で聴けなかったのが残念だったなぁ(´;ω;`)ウッ…

今度北村さんの演奏会が大阪で有るなら聴きに行きたいなぁ〜って思わせるそんな演奏でした。

後半はルトスワフスキの「管弦楽のための協奏曲」

2016年5月の大フィル定期演奏会でポーランド出身のウルバンスキが指揮して演奏された曲。

「この曲は当分聴くことが無いだろうなぁ〜」って思ってたら意外と早く又聴く事になりましたΣ(゚Д゚)

今回の定期演奏会のページのリープライヒさんのプロフ見たら。


京都市交響楽団 - コンサートスケジュール詳細

Japanese English4月第611回定期演奏会♪公演チラシはこちら→ 協賛:    アレクサンダー・リープライヒ (c)Thomas Rabsch                           北村朋幹 (c)TAKUMI JUN 指揮 アレクサンダー・リープライヒ Conductor : Alexander LIEBREICH アレクサンダー・リープライヒは、ミュンヘンでもっともエキサイティングな指揮者にして次世代を担う旗手としてマスコミに好意的に迎えられている。「大きな交響楽団とより小さく自在なアンサンブルの境界線をごく自然に行き来し、同様に芸術的な高みと社会的責任を融合させている」。駆け出しの頃はクラウディオ・アバド、ミヒャエル・ギーレン双方の薫陶を受けた。キリル・コンドラシン国際指揮者コンクールで優勝(審査員にはサー・エドワード・ダウンズ、ピーター・エトヴェシュが含まれていた)、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団でエド・デ・ワールトのアシスタントに任命された。リープライヒは、2012年秋からポーランドを代表するオーケストラである、ポーランド国営放送交響楽団の首席指揮者および芸術監督としての活動を開始した。外国人の指揮者がこの地位についたのは、初めてのことである。同オーケストラと、ルトスワフスキやペンデレツキというポーランドの著名な作曲家のCDを録音し、高い評価を得た。2015年5月にはロンドン・シンフォニエッタ、アンドラーシュ・シフ、ミクローシュ・ペレーニ等の著名なアーティストを招待し、カトヴィツェ・クルトュラ・ナトュラ音楽祭の芸術監督を務めた。客演指揮者としては、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、大阪フィルハーモニー管弦楽団、NHK交響楽団などの著名なオーケストラに招かれ、リサ・バティアシュヴィリ、フランク・ペーター・ツィンマーマンといった傑出したソリストと共演を重ねてきた。2011年には、史上初めてのヨーロッパ人指揮者として、アジアでもっとも大規模かつ重要な音楽祭である韓国の統営国際音楽祭(TIMF)の芸術監督に就任した。こうした異文化交流を促進する活動のゴールとして、「イースト・ウェスト・レジデンス・プログラム」を実行にうつし、ハイナー・ゲッベルス、陳銀淑、マルティン・グ

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2012年秋からポーランドを代表するオーケストラである、ポーランド国営放送交響楽団の首席指揮者および芸術監督としての活動を開始した。
外国人の指揮者がこの地位についたのは、初めてのことである。
同オーケストラと、ルトスワフスキやペンデレツキというポーランドの著名な作曲家のCDを録音し、高い評価を得た。

と、有りました。それでポーランドの作曲家のルトスワフスキの曲をやるのね〜“((。。*)と、納得。

現代音楽って苦手だけど、大フィルの定期演奏会で聴いたときは珍しく嫌じゃ無くて好きな曲だったので又聴けて嬉しかったです。

休憩時間には、大フィル時代では見たことの無いうえたんさんが舞台上で音出ししてて、すっごい真剣というか必死な感じでさらってました。
舞台に出てきた時は初めての光景だったので正直ビックリした...

当たり前なのかもしれないけど、京響という新しい環境に移って期待に答えようと何時もすっごい頑張ってる様子が伝わってきます。

頑張りすぎてるので見てて気になるけど、うえたんさんなら大丈夫だよね...

保護者モードで鑑賞してるせいか気になってしまいます。

休憩時間が終わりリープライヒさん登場。

黒の上着の裏地は真っ赤!!

下は黒いシャツと、モダンでオシャレな服装。

前半は確か普通だった記憶があるので現代的でメカニカルなこの曲に合わせてのお召替えだと思います。

ハンサムな方で無いと似合わないから出来ない服装です。

素敵でした(*´ェ`*)ポッ

前回聴いたウルバンスキの指揮は、天才的な感じの人だったので彼自身が音に同化してて、ダンサーのような華麗な動きの彼の身体から音が出てる印象を受けました。
彼自身が「音」でした。

リープライヒさんは、曲全体を把握してて落ち着いた感じで複雑な曲を的確に奏者に指示を出して曲をまとめてて、建築物を作り上げてる印象を受けました。

近代的な変わったデザインの超高層ビルを設計図からキッチリ造るみたいな感じ???

...で、肝心のうえたんさんですがコンマスと被って姿は全く見えず音だけだったㅠㅠ

音だけ鑑賞だけど、ちゃんと良い仕事をしてたと思う。

大フィルがフェスティバルホール1年目の時は指揮者が障害物だったけど今度はコンマス...
邪道な鑑賞だからどうしてもそう見えてしまうㅠㅠ
来シーズンまで我慢だなぁ(汗)

今度の定期演奏会は休日(5/20土曜日)だから変な気を使わなくて済むから助かるわぁ〜(*´ω`*)


京都市交響楽団 - コンサートスケジュール詳細

Japanese English5月第612回定期演奏会♪公演チラシはこちら→ 協賛:          高関 健 (c)Masahide Sato       指揮 高関 健 (常任首席客演指揮者) Conductor : Ken TAKASEKI (Principal Guest Conductor) 広島交響楽団音楽監督・常任指揮者、新日本フィル正指揮者、大阪センチュリー交響楽団常任指揮者、群馬交響楽団音楽監督、札幌交響楽団正指揮者等を歴任し、2014年4月から京都市交響楽団常任首席客演指揮者、2015年4月から東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団常任指揮者。群馬交響楽団からは、1994年の欧州公演を成功に導くなどの功績により名誉指揮者の称号を贈られている。桐朋学園大学在学中の1977年にカラヤン指揮者コンクールジャパンで優勝。翌年同大学卒業後、ベルリン・フィル・オーケストラ・アカデミーに留学、1985年までカラヤン氏のアシスタントを務めた。1981年タングルウッド音楽祭でバーンスタイン氏、小澤征爾氏らに指導を受け、同年ベルゲン交響楽団を指揮してヨーロッパ・デビュー。1983年ニコライ・マルコ記念国際指揮者コンクール第2位。1984年ハンス・スワロフスキー国際指揮者コンクール優勝を経て、1985年1月に日本フィル定期演奏会で日本デビュー。国内オーケストラはもとより、ウィーン交響楽団、オスロ・フィル、デンマーク国立放送交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、クラングフォーラム・ウィーン、プラハ放送交響楽団、ケルン放送交響楽団などに客演。2013年2月のサンクトペテルブルグ・フィル定期演奏会では、ロシアの名門オーケストラから豊潤な響を引き出して聴衆や楽員から大絶賛を受け、2017年4月の定期演奏会で再び共演する。オペラでは新国立劇場「夕鶴」、二期会「魔笛」「フィガロの結婚」「ウリッセの帰郷」、大阪カレッジオペラ「ピーター・グライムズ」などで好評を博し、2009 年のピエール・ブーレーズ京都賞受賞記念ワークショップではブーレーズ氏から、ミッシャ・マイスキー氏、イツァーク・パールマン氏をはじめとする世界的ソリスト、特にマルタ・アルゲリッチ氏からはシチェドリン作品の日本初演等3回の共演を通じてその演奏を絶賛されるなど、ソリストからも絶大な信頼を得ている。渡邉曉雄音楽基金音

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しかし、曲がブルックナーの5番(汗)
翌日の5/21は大フィルの「大ブルックナー展」で9番を聴くから2日連続ブルックナー(汗)
好きな人には申し訳無いけど、クドすぎる濃さを感じる作曲家なので連続はキツイです(´;ω;`)ウッ…

しかも!!今回の京響のブルックナー5番は忘れもしない私がうえたんさんが大フィルで演奏を聴いた最後の曲だよぉぉーー!!!

思い出の曲だから、個人的にもう少し後から聴きたかったなぁ...

◆京響のBlog◆
◆クラリネット首席の小谷口さんのBlog◆
◆プログラム◆
出演者:アレクサンダー・リープライヒ(指揮)

北村 朋幹(ピアノ)
メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」op.26

ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調op.21
ルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲

◆アンコール◆

メンデルスゾーン:無言歌 op.38-6