2017年3月2日(木)
マグノリア・サロンコンサート【3月】
野津臣貴博(のづみきひろ)/Fl&有馬みどり/Pf
@マグノリアホール
楽しみにしてた大フィルの野津おやびんさんのマグノリアサロンコンサートです(∩´∀`)∩ワーイ
開演が19時からなので、池田の五月山の麓は大阪の職場から離れ過ぎてて普通の公演なら開演に間に合わないので諦めるのですが!!
野津おやびんさんのマグノリアは行きたい!!
と、いう事でちゃんと調べたら...
チャイムと同時に会社を出発⇒
駅から距離が有るので池田駅からタクシー移動
で、ギリ間に合うことに気が付いて、聴きに行くことを決心しました!!
...しかし、この日定時に帰ると言ってたのに夕方「今日中」と、仕事を突然言われて猛ダッシュで仕上げて会社出たのは18:15チョット前(汗)
全力疾走で職場から地下鉄、梅田の繁華街の地下鉄から阪急電車と走ってタクシー乗って着いたら18:58分で、入口付近に居たホールの方がタクシーの前まで来てて、急いで案内してくれてギリで間に合いました(ーー;)
ほ、本当にご迷惑をおかけしましたm(_ _)m
そして、いよいよおやびんの演奏会の開始((o(´∀`)o))ワクワク
命のきりたんぽ掃除棒を忘れて入場したので、続いて入場のピアノの譜めくりの人が届けに来てました。
八尾に続いて又もや(゜o゜;
最初から天然出してました(笑)
おやびんといえば、どんなファッションなのかが楽しみなんだけど、期待を裏切らず派手な柄のシャツでした(∩´∀`)∩ワーイ
一番後ろの席だったので細かい模様は謎だったのだけど、黒字に全体的に白の五線&音符、アクセントにオレンジ色の模様でした(多分)
野津おやびんさんの演奏を聴きに行くと何時も感じるのですが、本当に素の状態で「普通」に自分の思ってる事を話しされます。
大勢の人の前で話してる声の調子を変えたりするアノ感じが無くて一対一でボソボソ〜と話してる雰囲気(笑)
天然なんだろうなぁ...
そして、色んな事を知ってらっしゃるから聴いてて飽きません。
今回のプログラムは教え子さん達のリクエストで決まったそうです。
王道の「ハンガリア〜」以外は3●年振りとか初めてとか大変なプログラムになってしまったそうです。
1曲目のゴーベールの「ノクターンとアレグロスケルツァンド」の最初の音を聴いた第一印象は毎回同じ事を思ってしまうのですが、
「野津おやびんさんの音はムッチャいい音するわ〜」
と、素直に思ってしまう(笑)
古いフルートだからなのか、「笛」って感じの爽やかさ+野津さんの顔で吹くアノ空気感が一緒になって何とも独特なのよね〜
おやびんさんのFBより今回使用したフルート、ルイ・ロットNo.1556についてのエピソード
1913〜1929年にパリ・オペラ座の首席フルート奏者のドゥラングルが使用してたそうですΣ(゚Д゚)
そういえば、1曲目のゴーベールの曲はパリ音楽院の試験の課題曲だったそうです。
今回の野津さんの演奏会や以前聴いた神田さんのリサイタルでもこの学校のフルート界への貢献は大きいとおっしゃってました。
この学校の試験の曲は、作曲家の書き下ろしらしいのですが、いい曲が多いなぁ〜(そして、多分難しそう)と改めて思いました。
2曲目はど素人の私でも知ってて何回か聴いたことが有る日本のフルート演奏定番曲ドップラーの「ハンガリア田園幻想曲」
この曲のハンガリーの音階は日本の音階と似てるので、日本人には親しみやすくて「日本の曲?」と感じてしまうので人気が高いそうです。
この音階の起源はエジプトとか中東とかの音楽が渡って来たのだとか...
フォークダンスの「マイムマイム」なんかもそうで
「この曲に似た部分が有るので分かると思います」
と、おっしゃってたのですが...
その部分が来たら本当に身体を弾ませて踊ってるし(笑)
周囲の人は大人しく真面目に聴いているので、笑いを堪えるのに必死になってしまいましたヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。
音もピョンピョンとしてて本当に楽しく踊ってるよう(笑)
私は今までこの曲を何処かエキゾチックな香りのする聴きやすい曲の印象が有ったのですが、脳内に「マイムマイム」が定着してしまったです(*´ω`*)
3曲目を作曲されたデュティーユさんはつい最近まで生きておられた人なので、野津さんが大学に入られてすぐの時に来られてて実際にお会いした事が有るそうです。
奥様はピアニストで二人仲良く手を繋いで仲良くニコニコしてて、先輩達は演奏した曲の意図とか解釈とかを色々聴きたいのに、ご本人は自分の曲を目の前で演奏してくれたのがムッチャ嬉しくてはしゃいでる状態でそれどころじゃなかったとか(笑)
何でも可愛らしい人だったのが印象に残ってるそうです。
そして、このデュティーユさんの演奏が終わったあとにマグノリアでは野津おやびんで無いと起こらない事態が!!!
「...次の曲は20分では終わらないと思いますので5分ほどトイレ休憩取ります」
こ、これは予定時間オーバーは確信犯のような(汗)
おやびんだから出来る事(ーー;)
ホールのスタッフの人は「野津さんだからなぁ」と、段取り狂って困りながらも笑って許してしまう気がする。
そして、突然の休憩タイムになりしばらくして「出てきてしまいました」と、ヒョッコリと登場。
トイレなどで席を外してる人達が戻って来るまで、曲の説明とかのお話しタイム。
このライネッケの曲は初めて演奏するとか、フルートコンチェルト自体滅多にされないとか(確かにコンチェルトはヴァイオリンとかピアノ曲多いなぁ)ライネッケは人間自体は厳格な人で(怖いから嫌がられてたらしい)ピアニスト、指揮者、指導者でも有名な人だとかetc...
アンコール(き、記憶力悪いので曲名を忘れたです...有名な日本の童謡だったのは覚えてるけど(;´д`)トホホ…)も入れてマグノリアでは異例ともいえる超ガッツリなプログラムで、19時開演で終わった時に時計を見たら20時20分付近Σ(゚Д゚)
本格的な演奏会並でした(笑)
これで1000円なのが驚きの濃さですΣ(゚Д゚)
色々な演奏を聴かせたいという野津おやびんさんの気持ちの表れなんだろうなぁ〜
◆野津おやびんさんの公式サイト◆
最近、更新が止まってるのだけど更新止めちゃって「開店休業中」なのかなぁ...(´;ω;`)ウッ…
◆プログラム◆
ゴーベール:ノクターンとアレグロスケルツァンド
ドップラー:ハンガリア田園幻想曲
デュティーユ:ソナチネ
ライネッケ:フルート協奏曲ニ長調作品283
Ⅰ.Allegro molto moderato
Ⅱ.Lento e mesto
Ⅲ.Finale:Moderato
使用楽器:Louis Lot No.1556 Silver 1871年パリ制作
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そういえば、うえたんさん移籍したけど「Trio井上野'z」はどうなるのかしら??
自然解散かなぁ...(´;ω;`)ウッ…
CD録音してたらしいから記念でリリースして欲しいです
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