大阪フィルハーモニー交響楽団:第63回南海コンサート

2017年3月4日(土)

「大阪フィルハーモニー交響楽団:第63回南海コンサート」

@SAYAKAホール 大ホール

大フィルのセカンドオーボエの大島さんの「新世界より」の第二楽章のイングリッシュホルンのソロ演奏が大好きなので、

大フィルが「新世界より」を演奏する時は、聴きに行くようにしてます(笑)


因みに大島さんはこんな人です。

ファンなのでつべまで貼ってしまったし(;´Д`)

普段は自宅からSAYAKAホールの有る狭山は遠いので「南海コンサート」はスルーしてたのですが...

チラシのプログラムを見たら「新世界より」が演奏されるので聴きに行くことにしましたε=ε=ε=┌┤*´д`├┘

ホールの内部がいかにも「我が街の会場の演奏会」って感じで思わず撮影。

関フィルの室内楽は来るけど、オケ全体は我が街は来てくれないのよね(´;ω;`)ウッ…
隣町の川西には大フィル来るのに...

指揮者は先日聴いた「Enjoy!オーケストラ」と同じ爽やか好青年の角田さん。

何故かコンマスとフルート客演首席も同じ人でした(笑)

今回のプログラム、事前に関連性が有ると聞いてたのですがわからず、説明を聴いて納得(・0・。) ホホ-ッ

答えは「南海コンサート」の協賛の南海電鉄に因んで「鉄道」でした。

1曲目のE.シュトラウスの曲は鉄道会社の開業記念の舞踏会の為に書かれた曲。

2曲目のスター・ウォーズは南海の関空まで行く列車のラピートのスターウォーズのラッピング車両から。


3曲目のドヴォルザークの「新世界より」はドヴォルザークが有名な鉄道オタク(角田さんは柔らかく鉄道好きとおっしゃってました)だからだそうです。

演奏会に合わせてプログラムを考えてくれてるから聞きに来た人も嬉しいだろうなぁ〜

角田さんは、「Enjoy!オーケストラ」の時も感じましたが、話も分かりやすくて

クラシック音楽=堅苦しい

という普通の人には敷居が高く感じるイメージなのに、興味を持たせてくれてるように話されてこういうコンサートホールにわざわざ通って普段聴かない人の多い場の演奏会では向いている人だなぁ〜と感じました。

選曲もテーマに沿ってるけど、見事に聴きやすい曲ばかり。

個人的にスター・ウォーズのテーマを生で聴いたことが無かったので嬉しかったです。金管がムッチャカッコ良かった(*´ω`*)

...只、席が前過ぎで弦の人しか見えず弦の人の後ろの管楽器は音しか聴こえなかったのが残念だったわぁㅠㅠ

...つまり、「新世界より」の時の第二楽章の大島さんのソロは音しか聴こえず「姿が見えない〜。゚(゚´Д`゚)゚。」と、通路の横なのを良いことに、身体を斜めの気合鑑賞に(;´д`)トホホ…

周囲の人は「変な人」と思っただろうなぁ(汗)

「新世界より」の説明を演奏前に聞いたので、演奏を聴きながら「ナルホドなぁ〜」って思いました。

確かに第一楽章は、ぼや〜としてる感じが船からアメリカ大陸が見え始めてる雰囲気。

第二楽章は鎮魂歌なので、そう思ってるからなのか普段聞いてるよりも静かで祈りを捧げてる雰囲気。

大島さんのイングリッシュホルンの音色も普段の歌う感じを抑えて静かな雰囲気してたような??(妄想かも??)

後半楽章も、この曲はコブシ入り気味のノリノリなイメージが有るけど、ドヴォルザークはアメリカの音楽が故郷チェコと似ている所を感じて望郷の思いをこの曲に込められてるらしいのでそれを表現したいのか、何処か懐かしいような優しい感じの「新世界より」だったです(*´ω`*)

この曲には珍しい綺麗な印象だったなぁ〜

角田さんの素直な人柄が出てたような気がしました。

「街の演奏会」だからこその街の事を考えたプログラムで、ホッコリ気分になる演奏会でした。

...そして、「街の演奏会」(びわ湖ホールも含む)のお約束事の帰りの電車での駅のホームで周囲を見渡すと「○○さんが居るー!!」「あっちには○○さんΣ(゚Д゚)」と、一般人の私は団員さんに囲まれて、鑑賞後のホノボノ気分は消えて内心パニック(;´д`)トホホ…

勿論、気付かないフリして平静を装ってましたけど(笑)


◆プログラム◆

<出演>
指揮:角田鋼亮

<曲目>
E.シュトラウス:ポルカ「テープは切られた」作品45

J.ウィリアムズ:「スター・ウォーズ」組曲

ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 作品95「新世界より」

◆アンコール◆
ドヴォルザーク:ユーモレスク

























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帰りの電車で某人が駅に着いたら、速攻乗り込んで|彡サッっとちゃっかりと着席。

その後、ガサガサと新聞広げて読んでらしたけど、いつの間にか疲れてるのか
ウトウト〜(つ∀-)゚゚゚オヤスミー
と居眠りとしてる光景を側で吊革持って立って見て癒やされていたのは内緒です(小声)