神田寛明 おひとりさま、好きなのね(; ;)

2016年11月11日(金)

「神田寛明 おひとりさま、好きなのね(; ;)」

@ドルチェ・アーティスト・サロン大阪

N響首席フルート奏者の神田寛明さんのガリボルディのエチュードCDリリース記念演奏会でした。

場所がドルチェなので「最上階」というアバウトな覚え方をしてる私は、毎度恒例エレベーターホールでの貼り紙で階数確認(笑)

いい加減9階と覚えろよ!!って感じですが(;´Д`)

年2回ペースで神田さんは企画モノの演奏会をするのですが、今回はCDリリース記念なのでプログラムはCDのガリボルディのエチュードでした。

このチラシの上の2枚のガリボルディが今回リリースされたアルバムです。

実はリリースされたのは1枚だと思い込んでて、ガリボルディのエチュードの
「歌わせる練習曲」と
「かわいい練習曲」
が1枚ずつで2枚リリースされたのを知りませんでした(汗)

会場で購入する時にエチュードCDが4種類置いてて、アンデルセンとケーラーは既に持ってるし、持ってないのが何故か2種類有る???と、不思議に思い確認して2枚リリースと判明しました。

そして、何とも神田さんらしいのは既にCDにはサインされていて限定販売されていたという(笑)

フルートやって無いクセに神田さん大好きなのでエチュードCD勿論購入!!

神田さんのサインを見ると何時も思うケド、漢字で

「神田寛明」


と書いてるのが何とも神田さんらしい(*´ω`*)

た、確かにサイン会だと買わせるのが強制みたいになるものね...

気を使わせるし、予めしてる方が合理的。

神田さん、CDリリースの演奏会だけど買って欲しいとかそのような事は一切言ってなくて、この演奏会は伴奏無しでフルートの音のみでエチュード曲だから聴きやすく無いと気にしてて気を使ってました。

「会場でフルートをやられてない人」と、挙手を求められたけどオタクのファンの為に前のど真ん中席キープの私は手を上げる勇気なかった(ーー;)

予想通り上げてる人は私の視界では1人だけ。

「よく来られましたね」と、気遣われてました。

神田さん、
頭の回転早い&早口&せっかち&無駄な事は嫌い&明瞭簡潔&独特の言葉のセンス持ってる人
だなぁ〜って思ってたのだけど新しく知った一面が...

開演の時に後ろの花道から走ってるような足音。
「遅れた人かな?」と、思ったら入場する神田さんだったΣ(゚Д゚)
歩くスピードがムッチャ早い!!
背が高くて足が長いし、性格が出てるんだろうなぁ

開演での挨拶は先程書いた通りで、伴奏無しのフルートのみの聴くのが大変なプログラムなのを念押しした後に、
「店頭販売のオマケの高枝切り鋏では有りませんが、休憩の前後にクーラウの演奏をします」の一言が私の笑いのツボを刺激。
「高枝切り鋏」の発想が神田さんらしい意外な単語(笑)

「全会場で違う曲を演奏する大変な事をしてしまったけど」

と、ボソリと自分に突っ込むのが又神田さん独特のトーク(笑)

神田さんが演奏するクーラウの曲「6つのディヴェルスマン」は調べたら

東京⇒No.5と6
大阪⇒No.3と4
名古屋⇒No.1と2

と、企画モノ好きの神田さんらしい選曲。

前半の演奏は「歌わせる練習曲」20曲。

フルート奏者の演奏って普通ある態度演奏したら休憩して楽器の手入れしたりするケド、

20曲一気吹き!!Σ(゚Д゚)


気迫に引き込まれました!!!
凄いとしか!!
時間が一瞬で過ぎて行きました。

エチュードといったら「基礎」だけど、基本がシッカリした人が演奏されたら技の凄さが伝わりました。

超至近距離で鑑賞したけど、顔は一切見ずに引き込まれて仏壇フルート本体と指の動きを気合い入れて見てしまった(ーー;)

フルートやられてる人がこの席だったらオケのフルート奏者では日本一と言われてる神田さんのこの演奏はすっごく勉強になっただろうなぁ〜
(学生会員さんは1000円、大人の会員さんは1500円(私は楽器やってないクセに会員)と料金も良心的)

息継ぎを忘れて泳いでしまったようなエチュード20曲の後のクーラウは落ち着くことが出来ていい感じで前半終わりました。

そして、準備運動のように感じるクーラウの後、今度はガリボルディの「かわいい練習曲」の20曲を又もや息するのを忘れるような

怒涛の一気吹き!!


演奏に引き込まれてしまって終わった後、
「凄い!!」「凄い!!」しか出てこなかった(;´Д`)

伴奏無しでフルートのみだけど、神田さんの演奏オーラに引き込まれてそんな事一切気にならなかった。

「42曲聴いてくれたのにアンコールに応えて43曲目演奏します」の言葉で「そんなに沢山の曲を演奏されてたの!?Σ(゚Д゚)」と、再度驚きました。

アンコール曲はケーラーのリリースされてるエチュードCDには収録されてないエチュード曲でした。
記憶力悪いので曲のタイトル覚えてないllili○l ̄L

最後の神田さんのご挨拶で「宣伝をさせて頂きます」「CDの事では無いです」
と、前置き。

「何を話されるのかしら???」と、思ったら一時期廃止の案が持ち上がった来年開催される神戸国際フルートコンクールの事でした。

そういえば、神田さんこのコンクールに若い頃出場してて、当時審査員のシュルツさんに気に入られてウィーンに行って勉強されたからこのコンクールに思い入れが有る話を聞いたことが有ります(確か)。

現在確かこのコンクールの審査員されてた記憶が...

9月に応募の締め切りられて、前回よりも多くの応募者があった事。

12月に音源での予選審査の結果発表が神戸市長より有る事。

同時に来年の春にフルートフェスティバル開催の発表が有るのを教えてくれました。

コンクールは普段聴けない変わった曲が演奏されるので予選を一日中聴いたら面白いらしいです。

来年の春はフルート鑑賞三昧の予感が今からプンプンするわぁ(笑)

神田さんは文章が面白過ぎなのでパンフレットの文章を読むのが楽しみなのですが、今回はエチュード特集なので神田さんが小学生の時にフルートを習い始めてエチュードを練習した時の思い出が書かれてました。

...つまり、今日演奏した曲は小学生の時にやってる事にΣ(゚Д゚)

全文は聴きに行った人の特権なので、最初の部分だけ貼っておきます。

前回も思ったけど、思いっきり年齢バラしてるし(笑)
1969年生まれww

フルートされてる人なら自分がエチュードを習っていた時と重ね合わせる事が出来て面白い内容だと思います。

コレも密かに神田さんの演奏会の楽しみ次回予告((o(´∀`)o))ワクワク
今回はまだ決まってないようです(笑)
私の脳内では神田さんって顔文字使うイメージ無いのだけど、好きでよく使われてる(笑)

年に2回ペースだから春〜夏かしら??
毎回変わった企画をするので次回演奏会も何をしてくれるのか楽しみです((o(´∀`)o))ワクワク

◆プログラム◆
ジュゼッペ・ガリボルディ:歌わせる練習曲(20曲)

フリードリッヒ・クーラウ:6つのディヴェルスマン No.3,4

ジュゼッペ・ガリボルディ:かわいい練習曲(20曲)

◆アンコール◆
ケーラー:エチュードCD未収録の曲(忘れてしまったですㅠㅠ)





N響の演奏をテレビで見てるだけだと(最近はセンチュリーの客演首席に時々来られてるけど)穏やかで黒の木管フルートから出る音のような素敵なおじ様のイメージ(人´∀`).☆.。.:*・゚

だけど、ご本人のキャラを知ると違し(笑)

だけど、魅力的で更に好きになるなぁ〜って演奏会へ行く度に何時も思います(*˘︶˘*).。.:*♡

自分用のメモですがお気に入りの神田さんのインタビュー