2016年11月5日(土)
ALTI芸術劇場 Vol.31
「京都アルティ弦楽四重奏団 第20回記念演奏会」
@京都府立府民ホール アルティ
弦楽の室内アンサンブルは上級者向きと云うか...真面目すぎててライト鑑賞者の私にはハードルがムッチャ高く、睡魔Zz(´-ω-`*)φネムイ,,に襲われることも有るので基本的には避けてます(汗)
そんな私が唯一毎年聴きに行ってるどっぷりと室内楽の弦楽アンサンブルが
「京都アルティ弦楽四重奏団」
メンバーが
ヴァイオリン:豊嶋泰嗣さん
ヴァイオリン:矢部達哉さん
ヴィオラ:川本嘉子さん
チェロ:上村昇さん
と、超豪華な顔ぶれ(∩´∀`)∩ワーイで私には普段姿を見れない人達が一同に揃っての演奏が鑑賞出来るので1年に一度の楽しみとなってます。
前の週に「晴れオケ」鑑賞での東京遠征で矢部さんにお会いしたので、関西在住者なら超珍しい2週連続で大好きな矢部さんに会えました(*´ω`*)
後半のシューベルト五重奏曲では、ずっと噂には聴いてるけど、生で演奏を聞いた事のないチェロ奏者、
「世界の原田禎夫」さん
が特別ゲスト。
脳内のイメージでは偏屈そうな変わった感じの人だったのだけど、ご本人は穏やかで物静かな「職人」の雰囲気が漂ってる人でした。
しかし、直前の矢部さんのこのツイのせいでご本人を見た瞬間から曲の世界に入るまで思い出し笑いを堪えるのに必死な事に(;´Д`)
◆矢部さんのTwitterより◆
もうすぐ本番だというのに、1人でさわらの照り焼き定食を食べる原田禎夫。まさか言うはずはないと思ったけど、不安は的中した。「触らないで〜。さわらだしな。」と独り言を言ってしまったのだ。 pic.twitter.com/rl23jXbxvE
— 矢部達哉 (@Tatsuya_Yabe) November 5, 2016
前半のモーツァルトは第1ヴァイオリンが矢部さん。
モーツァルトの曲はどの曲を聴いても感じる曲を作ってる時のキラキラ☆彡な気持ちと、綺麗で完璧で隙が無いと再認識。
後半のシューベルト五重奏曲はチェロ奏者が二人で演奏なので低音の土台がシッカリとしてる印象。
とにかく低音が効いてて深かったなぁ〜
死の2ヶ月前に作られたらしいけど、陰鬱な感じが無くてドラマチックで明暗ハッキリしてて聴きやすい曲でした。
第1ヴァイオリンの豊嶋さんの演奏が情熱的でドラマ性が倍増(`・ω・´)ノ オーッ!!
第二楽章の映画のような情緒的な盛り上がりの後の第三楽章のケルト音楽っぽい?明るさが何とも好きなつながりでした。
波乱万丈のメロドラマを鑑賞してる気分に何故かなってしまったです。
1年に一度、この豪華メンバーのアンサンブルを聴くのは密かな楽しみなので毎年続いてくれると良いなぁ〜って密かに願ってます(*˘︶˘*).。.:*♡
◆プログラム◆
【出演】
豊嶋泰嗣(Vn)
矢部達哉(Vn)
川本嘉子(Va)
上村昇(Vc)
特別ゲスト:原田禎夫(Vc)
【演奏曲】
モーツァルト:弦楽四重奏曲第18番イ長調K.464
シューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調D.956 Op.163
それにしても、熱は無かったのだけど風邪のせいで頭がボーッとして正常な状態でなかったから集中してちゃんと聴けなかったのが残念でした...○| ̄|_.. OTL.. orz.. 。......
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