トリトン晴れた海のオーケストラ:第2回演奏会

2016年10月30日(日)

「トリトン晴れた海のオーケストラ:第2回演奏会」

@第一生命ホール

9月22日に横山さん&晴れオケのベートーヴェンコンチェルト全曲演奏会行ったのに、

「愛」

に負けて晴れオケの第2回演奏会聴きに東京へ行ってしまいました(;´Д`)

2ヶ月連続の東京遠征はドン引きされそうなので恥ずかしくてリアル
(一般人はそんな事で東京へ行くのは異常だと思われるのは理解してます)
&Twitterとかでは黙ってたけど、私の趣味を知ってる人なら

「ヤッパリ行ってたのか!!」


と、絶対に思ってたと思います(笑)

横山さん&晴れオケのコンチェルトをポチってから、第2回の演奏会開催知って
「知ってたらコッチに行ってたよぉぉー!!」
って悔しさに負けましたil||li _| ̄|○ il||li

そんな訳で会場の見晴らしが良かった晴海の第一生命ホールからの外の景色。


  • オーボエが大好きな大フィルの大島さん&師匠の都響広田さんコンビ。
  • コンマスが都響の矢部さん。
  • クラリネットに都響の三界さん。
  • ティンパニーに読響の岡田さん。
  • チェロに京響にも客演で来られてる神奈川フィルの山本さん。 
などなど好きな人ばかり。

実は、関西人で有りながらオケの音で1番好みなのは都響なんですよねぇ(ーー;)
だから、都響メンバー+最強の助っ人は嬉しすぎるという誘惑が...

そして!!第二楽章が大好きなモーツァルトのクラリネット協奏曲でソリストが大好きなポール・メイエさん!!

ここまで揃ってしまったので誘惑に負けたよぉぉぉーーllili○l ̄L

横山さんのコンチェルトの時は「真剣勝負!!」で張り詰めた感じが全体的に漂ってて真剣さの中に演奏を楽しんでたり、矢部さんと横山さんの絆を感じました。

今回の晴れオケの演奏会は最初から
「音楽を楽しもう!!」
って感じでキラキラとした演奏が前面に出てて聴いている方もニコニコになって幸せ気分になる演奏会でした。

本当に楽しそうだったのですよね〜





そして、そして、そして...

邪道で正しいクラシック鑑賞されてる人には申し訳無いとは思うのですが...



どうしても、大島さんファンなのでそこばかり見てしまいます...(*´・人・*)ゴメンナサイ


1曲目の「ハフナー」からニコニコの
「超楽しい♡」
ルンルン気分が伝わる大島さん恒例のスマイル全開で見てて嬉しくなってしまってニヤニヤが止まらない状態に(*´艸`*)

大フィルの普段の演奏会でも、無表情の人たちの中で1人ニコニコなんだけど、今回は更にパワーアップの満面の笑み。

この人の本当に嬉しそうなニコニコ笑顔をいっぱい見れただけでも遠征して良かったと本当に思ったです(;´Д`)(小声)

大島さんのニコニコ笑顔は場の雰囲気がホワァ〜っとお花が咲いたように明るくなぁに何時も見てて感じます(*´ω`*)

師匠のトップの広田さんの絡みの演奏は仲良し師弟が感じられてそれも嬉しかったなぁ〜

広田さん、東京にも大きなオケ在席してるお弟子さん何人か居るのに、わざわざ大阪の大島さん呼んでるのだからお気に入りの筈よね??多分??

大島さんは、最強のセカンドだと私は思ってます。

それにしても...
大島さん関連になると毎回暴走してしまうよぉぉー。・゚・(ノД`)・゚・。!!

こんな変な暴走文を読んでくれてる人本当に有難うございますアリ(´・ω・)(´_ _)ガト♪



話は本題に戻して、1曲目の「ハフナー」
最初の音を聴いた瞬間の感想が「音に厚みと深さがあるΣ(゚Д゚)」でした。

人数が少なくて指揮者も居ないのにそんな事を一切感じさせませんでした。

前から3/4の隅っこの席でしたが、横方向からも音を感じたので残響が良かったの影響されたのかな???

地方なので都響は余り生で聴く事が出来ないのですが、都響独特の透明な清らかな流れる川の水を思わせる音を凝縮させてて
「凄い!!」「凄い!!」
と、心の中で連発してしまったです。

関西では、小編成でこんな曲をするのはセンチュリーなのだけど最近のノリチカさん/センチュリーはその当時の貴族社会の典雅な雰囲気を感じさせて聴いてるほうもタイムスリップして当時の貴族のような優雅でマッタリ気分になるのだけど、晴れオケの演奏は「今」を凄く感じました。

どちらが良いのかと云うのは無くて好みの問題だとは思います。
同じ曲でも又違った感じだったので、脳内のセンチュリーの演奏と比較しながら鑑賞したら面白かったです。

メイエさんのクラリネット協奏曲は2回目なのだけど、演奏も姿も麗しい人なので前回と同じく耳と目の両方でウットリ。

本当に存在自体が素敵すぎる人としか表現出来ない...
第2楽章の柔らかく温かい夕暮れのような旋律は本当にクラリネットの為に書かれてるなぁ〜って思います。

後半の「ジュピター」は奏者&観客一体となってホールの中全体が音楽を楽しんでてクルクルと踊ってるような幸せ感(*˘︶˘*).。.:*♡

モーツァルトは奏者自身が「楽しい」ってお星様のようなキラキラな気持ちが会場に広がってお客さんも皆が楽しくキラキラ☆彡気分になるのが良いよね〜って改めて思いました。

指揮者が居ないのでコンマスの矢部さんは、物静かな雰囲気の人なのにカリスマオーラ全開でオケを仕切ってました。
この人のコンマス振りを見ると発する気がオケ全体に漂って空気を完全に支配してるように感じます。

私の中ではヤッパリ日本一のコンマスと再認識。

ティンパニーの岡田さんのアクセントの効かせ方も見事で演奏が締まった感じも印象に残りました。

東京まで聴きに行くのを迷ってたけど、幸せなキラキラ気分になって本当に聴きに行って良かったわぁ〜
晴れオケの皆様幸せな時間を有難うございましたm(_ _)m

◆プログラム◆

【曲目】
《オール・モーツァルト・プログラム》

交響曲第35番 ニ長調K385 「ハフナー」

クラリネット協奏曲 イ長調 K622

交響曲第41番 ハ長調 K551 「ジュピター」

【アンコール(ポール・メイエ)】
スティーヴン・ソンドハイム:センド・イン・ザ・クラウンズ

◆演奏◆
【コンサートマスター】矢部達哉
【ヴァイオリン】双紙正哉 会田莉凡 景澤恵子 塩田脩 戸上眞里 直江智沙子 福崎雄也* 
松浦奈々 三原久遠 渡邉ゆづき 
【ヴィオラ】篠﨑友美 瀧本麻衣子* 福田道子* 村田恵子
【チェロ】山本裕康 清水詩織 富岡廉太郎
【コントラバス】吉田秀 冨永八峰
【フルート】小池郁江 斎藤光晴
【オーボエ】広田智之 大島弥州夫
【クラリネット】三界秀実 糸井裕美子
【ファゴット】岡本正之 岩佐雅美
【ホルン】西條貴人 和田博史
【トランペット】高橋敦 中山隆崇
【ティンパニ】岡田 全弘
*トリトン・アーツ・ネットワーク/第一生命ホール主催《アドヴェントセミナー》《室内楽アウトリーチセミナー》修了生

◆コンサートマスター矢部さんのインタビュー◆

◆以下抜粋です◆
指揮者はいません。
弦楽四重奏団があたかも翼を大きく広げたかのような晴れオケでは、メンバーひとりひとりが主役を演じるので、指揮者のみなさんからお叱りを受けそうなことを言いますが、指揮者を必要としないのです。
そうなりますと、コンサートマスター、つまりリーダーの役割がいつも以上に重要になってくるわけですが、晴れオケにはこの人がいます。
日本を代表するヴァイオリニストで、東京都交響楽団のソロ・コンサートマスターを務めている矢部達哉さんです。
お天気のことを心配した前述のヴァイオリニスト氏です。
晴れオケは、矢部さんの夢を叶えるべく、出帆したオーケストラでもあるのです。信頼する仲間と最高の音楽を奏でたい、という彼の夢が昨年実現したのです。
「メンバーのアイコンタクト、表情、息づかいも魅力です。音楽のいろいろな風景を僕も楽しみたいと思っています」

◆チェロの山本さんのBlog◆

◆トリトン・アーツ・ネットワーク スタッフブログ◆

トリトン晴れた海のオーケストラ(晴れオケ) プログラムが決まるまで~ 「ポール(メイエ)にしました!」 |スタッフBLOG|トリトン・アーツ・ネットワーク

演奏会のプログラム(曲目)ってどうやって決めているの? と疑問に思われたことはありませんか。ソロ・リサイタルなどでは、演奏家が取り組みたい曲などが優先となる場合が多いように思いますが、「晴れオケ」の場合は、コンサートマスター矢部達哉さんにご相談します。もともと、こちらからホールの大きさにぴったりのモーツァルトの交響曲をお願いしたところからスタートしており、昨年の第1回演奏会では、モーツァルトの最後の三大交響曲から、第40番ト短調を取り上げました。今年の第2回演奏会で取り組むのは、第41番「ジュピター」。 昨年出番のなかったトランペット、ティンパニも入れた豪華な編成です!その他の曲については、矢部さんと打合せをして決めたのですが、それが、ちょうど去年の今頃のことでした。矢部さんの音楽雑誌社でのインタビューの後に、待ち合わせた喫茶店で、 「15周年だし、何か協奏曲で華やかにできないかな」 「(ヴァイオリンとヴィオラがソロの)協奏交響曲はどうかな」 などと色々アイディアが出る中、 「モーツァルトの協奏曲で一番いい曲ってなんだろう」 「やっぱりクラリネット協奏曲じゃないですか」と話していたその時、同席していた矢部さんのマネージャーさんが、ふと、「ポール・メイエがちょうど日本にいるかも」とつぶやいたのです。 彼女は、ポール・メイエのマネージャーでもありました。 世界トップのクラリネット奏者ポール・メイエさんは日本でも大人気。ちょうど、エマニュエル・パユなど世界のスーパースターと組むアンサンブル「レ・ヴァン・フランセ」で来日中だということで、もともと超がつく忙しい日本ツアーではあったのですが、以前、アルティ弦楽四重奏団で共演して、すっかり意気投合した矢部さんのためなら、とスケジュールをやりくりして、この珠玉のクラリネット協奏曲を共演してくれることになりました。実は、このプログラム決めの打合せをしていたカフェの名こそ、PAUL(ポール)。「ポールで、ポールに演奏してもらうことが決まっちゃった」と矢部さん。プログラムは、こんな風に決まることもあるんですね...。編成やそれに伴う出演料など、もろもろ考えて、出演交渉して、 勉強と検討を重ね、最後は幸運(?!)にも助けられたりして プログラムは決まるのです...! ≪コンサートマスター矢部達哉率いる室内オーケストラ≫ トリトン晴れた海

トリトン・アーツ・ネットワーク

◆ヴァイオリンの会田さんのBlog◆
















しかし、品川に着いた時に人身事故で乗り換えアプリで出てるルートの山手線止まっててビックリΣ(゚Д゚)

どうしよう。・゚・(ノД`)・゚・。
かとホントに思ったㅠㅠ
駅員さんとかに尋ねまくって迷いながらも開演ギリに到着出来て良かった。
関西人なので東京の電車の乗り継ぎ謎すぎた...
私鉄と地下鉄の直通の表示変更が特に...

しかも、尋ねながら慌てて会場に向かったので道順を全く覚えておらず、帰りに方向音痴発動して会場の周囲をクルクル回ったのも私らしいというか(;´Д`)
交番に道案内出てるのを発見して無事最寄り駅に着きました(笑)