大フィルハーモニー交響楽団:京都特別演奏会

2016年10月16日(日)
「大フィルハーモニー交響楽団:京都特別演奏会」

@京都コンサートホール 大ホール

小曽根真さんがソリストのラプソディー・イン・ブルーはテレビでも見かけたりして「生で聴いてみたいなぁ〜(*˘︶˘*).。.:*♡」ってずっと思ってました。

大フィル秋の恒例の京都特別演奏会が小曽根さんソリストの「ラプソディー・イン・ブルー」(∩´∀`)∩ワーイと、いう訳で発売日に張り切って大フィルに電話してチケ取りました(笑)

京都コンサートホールを見るとどうしても「響け!ユーフォニアム」の大会のシーンを思い出すわぁ
この演奏会簡単にまとめると...

「井上道義:大フィルで関西アメリカン&ラテン化計画in京都」

普段から
「陽気な大阪にはラテンが合う!!」
と主張してるみちよしさんですが、お上品な街京都でもやってくれましたww
みちよしさんノリノリで指揮しながら踊る踊る┗|∵|┓♪┏|∵|┛!!演奏会でした。

ガーシュウィンの「キューバ序曲」はコンゴやマラカスなど使った明るいラテンプンプンのリズミカルな曲。
最初からダンシング指揮全開!!
「やってくれたなぁ〜みちよしさん」って感じでした(笑)

超個人的な事では、前から6列目のど真ん中&奏者のひな壇が何時も聴いているホールよりも段差がある為普段ならこの場所は弦で見えない木管奏者の姿も至近距離でバッチリ!!
お陰で「顔でフルートを吹く男」野津さんや、先日の尼崎で爆笑させられた大島さん(1曲目のみ乗ってました)が至近距離で視界に入る為に笑いこらえるのに必死になってしまった(;´Д`)

2曲目は、小曽根真さんソリストの「ラプソディー・イン・ブルー」。
多分アドリブよね?という遊びのジャズ要素のソロをたっぷりと盛り込んで演奏されて流石でした。
自由にノビノビと何処に行ってしまうのかしら??って演奏なんだけど、ちゃんと帰ってきてオケに引き継いでる感じでした。
みちよしさんとの息がピッタリだったです(*´ω`*)

小曽根さんのアンコールはアメリカン&ラテン化計画に乗って、先日キューバの方と共演して覚えたてホヤホヤのキューバのエルネスト・レクオーナの「Gitanerias」を演奏。

小曽根さん、曲の説明の時にジプシーがどうとか言ってたなぁと、後でアンコール曲のタイトルを見て思い出しました。

カーテンコールでオケの奏者がご挨拶する時に、視界の邪魔になるピアノの天板を下ろして見やすくしてくれて細かい気遣いをされてたのも印象に残りました。
実は、コンチェルトがピアノの時に何時も「ピアノの天板が邪魔で見えない(怒)」と思っていたので、小曽根さん分かってるんだなぁ〜って感心しました。

後半は交響曲の中では一番ノリと勢いがいい曲のチャイコフスキーの4番を演奏。
金管のバリバリ感が気持ちのいい曲。
オーボエやファゴット木管のソロも密かにツボ曲。

最初の数分の演奏を聴いて感じたのは、2年前の定期でこの曲をみちよしさん/大フィルで聴いたけど、その時より進化したなぁ〜でした。

ホールのお風呂っぽい?ボワ〜っとした残響を活かしたのか弱音系の部分を柔らかく丸い感じ?に丁寧に演奏してて、金管バリバリのガンガン押しまくる所がメリハリ有って効果的に聴こえました。

とにかくテンション上がったですヾ(≧∇≦*)/

前に聴いた時は、テンション上がったけど金管がバリバリ過ぎてチョット疲れたなぁ...って密かに思ってました(ーー;)

アンコールはチャイ6のいい所を演奏します。と紹介して第2楽章の綺麗な部分を演奏。
癒やされました。一瞬最終楽章??と、思ってしまった。

チャイコフスキーもアメリカとか行けば良かったのにねと、みちよしさん前置きした後にアンコール2曲目は又もやノリノリ曲。

アメリカの作曲家ルロイ・アンダーソンの「プリンク・プレンク・プランク」でコンバスをクルクル回したり(コンバスの方、確か松村さんだったかな??の勢い余って楽譜がバサバサ〜って落ちて周囲の人が拾うハプニング有ったけど)楽しいパフォーマンス有りで陽気なアメリカ&ラテンな演奏会でした。

みちよしさんの
「大フィル=ラテン化計画」
は順調に進んでるようです(笑)

ちなみに今回タッグを組んだ、みちよしさん&小曽根さん

◆プログラム◆
<指揮>井上道義

<独奏>小曽根真(ピアノ)

<曲目>
ガーシュウィン/キューバ序曲
ガーシュウィン/ラプソディー・イン・ブルー
チャイコフスキー/交響曲第4番 ヘ短調 作品36

◆アンコール◆
小曽根真さん
エルネスト・レクオーナ:「Gitanerias」

大フィル
チャイコフスキー:交響曲6番「悲愴」
ルロイ・アンダーソン:「プリンク・プレンク・プランク」


◆ホルン高橋さんのTwitter◆