樫本大進 & コンスタンチン・リフシッツ

2016年2月18日(木)
「樫本大進 & コンスタンチン・リフシッツ」
いずみホール

ベルリンフィルコンマスの樫本大進さんの演奏会。

ベートーヴェン、ブラームス、プロコフィエフ、アンコールがバッハとヴァイオリンの王道作曲家の幕の内弁当でお腹いっぱい状態のプログラムでした。

個性が全部の曲で全く違うので、曲によって雰囲気がガラリと変わるのも面白かったです。
プロコの影のある感じが個人的には好きだったかな?

伴奏のリフシッツさんが自由で伸び伸びとした感じの伴奏なので、どっちかといえば真面目で堅実な印象の樫本さんが感情を表に出し気味でテンポの揺れの変化が大きかったかなぁって感じました。
二人がお互い音で会話をしながらテンポが変化して行っていると言ったら良いのかしら???

樫本さんはコンマスだからなのか、客観的に自分の演奏を聴いてて音色とか完全にコントロールしてて音の乱れが一切無くて「安定感」をいつも感じます。


【プログラム】
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 op. 30‐2
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 op.10 0
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ短調 op. 80

*アンコール*
J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ BWV1019 より カンタービレ、マ・ウン・ポコ・ア ダージョ