2018年1月9日(火)
〜斎藤和志特別講座〜 講座2 最新理論による身体の使い方
@ヤマハミージック大阪なんば店2Fサロン
東フィル首席フルート奏者(別名フルート界の奇行師)の斎藤さんの演奏での身体の使い方の講演会でした。
フルートをやってる知人から私が斎藤さんの4スタンス理論とか興味持ってるので「斎藤さん大阪で講演会有るよ」と、教えて貰い聞きに行きましたε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
ちなみに4スタンス理論はスポーツで活用されてるその人の生まれ持った重心の分類を4つに分けた考え方です。
それがフルートにも当てはまるので、その人に合った奏法を斎藤さんは研究されてます。
スポーツでの4スタンス理論は簡単に云うとコチラ
A1は前の内側で斜めに重心。
A2は前の外側で平行に重心。
B1は後ろの内側で平行に重心。
B3は後ろの外側で斜めに重心。
だそうです。
私は多分A2かな??と、思います。
指先でコップ&カバン&吊革持ってて、キーボードは指先すぎて爪が当たるのでネイルは一瞬で剥がれて1日と持ちません(笑)
生で気になってた斎藤さんの4スタンス理論のお話を聴ける!!(∩´∀`)∩ワーイ
...だけど!!場所はヤマハだし絶対にフルート関係者しか参加しない!!!
「私、フルートやって無いよぉぉ??」
の私の言葉に知人は
「話聞くだけだから大丈夫(笑)」
と、勧められて行ったら皆さん楽器持参。
更にフルート出して構え方の実演指導有りました(ーー;)
その知人もこの日は来れないから1人だったし...
「嘘つきー!!!!」と、手ぶらのフルート出来ない私は心の中で叫び焦りました。
運良く仕事で大遅刻して後ろの臨時パイプ椅子の1人はみ出した場所だったので、ど素人が紛れ込んでる様子が皆さんの視界に入らなくて助かったですε-(´∀`*)ホッ
フルートでの演奏での4スタンスは分かり易く云うと
A1とA2は重心が前の人⇒演奏中に身体が動くのはA系列。
B1とB2は重心が後ろの人⇒動かずにデーンと堂々としてるのはB系列。
動くA系列の違いは、A1⇒ゆらゆら、A2⇒前後だそうです。
そして、理想的と言われてる事(演奏中動かない、握り方等)はB系列の人向きだそうです。
A系列の人は指先に重心?が行くので指を丸めて(グーっぽい)普通押さえるの指の腹では無くて指先で押さえるのが自然らしいです。
斎藤さんは無理をし過ぎてジストニアになってしまい、克服された人ですので、身体に無理をかけないで演奏するようにという事を何度もおっしゃってました。
身体に合わない事を無理すると自分みたいになると言うのは重みを感じたなぁ...
そして、近い将来、指が回るとか技術のメソッドが完成されて学生の子でも当たり前になるから、これからは感性での表現の時代に来ると胸を叩いて力強く語られたのが1番印象に残りました。
場違いなど素人が紛れ込んで話を聞きましたが、凄く為になって自分の普段の身体の使い方とか演奏を聴くときに奏者の身体の癖を観察するのが習慣になりました。
「○○さんはAだなぁ〜○○さんはBだなぁ〜」とか(笑)
王道街道の有名なオケ奏者の人はB系列な気がするなぁ〜って脳内で吹き姿を思い浮かべて感じました。
因みに講師の斎藤さんはA1(ユラユラ)、京響のうえたんさんはA2(前後)らしいです。
お二人の演奏をご覧になる機会のある方は観察してみて下さい(笑)
そういえば、大晦日テレビでやってた東急ジルべスターは斎藤さん率いるフルートセクションが思いっきり動いててウケました(笑)
もしかして全員A系列???
そういえば、学生の時にリコーダーを吹いたら身体が揺れるので友達に何時も突っ込まれてたなぁ(ーー;)
Aだったからなのね...
私はコンピュータの専門学校を出た関係でずっとパソコン生活。
パソコンの使い過ぎで腱鞘炎の持病が有ります。
特にマウスを持つ方の右手は親指の関節が痛さで使用不能で物が持てなくて筆記用具、ハサミ、ペットボトルの蓋が開けれなくなる事が酷いとなってしまいます。
右手の甲は絶えず痛いし...
こんな状態だから楽器やりたくても習えないㅠㅠ
ふと斎藤さんの言葉を思い出して、油断すると爪でキーボード叩くから意識して指の腹で叩くようにしてたのを逆転の発想で指を丸めて爪の根本付近で叩いたらムッチャ楽だったΣ(゚Д゚)
そういうことだったのか!!と、目からウロコ!!
マウスも指丸め気味に指先中心にしたら楽になったような?
斎藤さんの4スタンス理論はパソコン操作で腱鞘炎に悩んでる人にも応用きく!?
自分の身体の使い方意識してキーボード&マウスの使い方改造しながら仕事してみる事にします。
それ以前に、設計事務所に有りがちな左右そで机で間に製図板渡して置く高過ぎる机モドキをどうにかして欲しい...
キーボードが胸より若干低い高さで高過ぎてアレが最大の理由だけど1人普通の机にして欲しいと言えない(小声)
斎藤さん、貴重なお話しありがとうございましたm(_ _)m。
しかし、コレって今までの常識を覆す事になるから幅広く浸透するのは大変だろうなぁ〜
「変な事」してると思われて終わりそう。
B系列の人は気にしなくて良い部分多いしなぁ...
「情報」としてでも伝われば「常識」を見直して更に良くなって身体を痛めたり、効率的に練習出来る気がします。
フルート好きの超ど素人の意見ですが(笑)
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