かぶとやま交響楽団:第54回定期演奏会

2017年1月22日(日)

「かぶとやま交響楽団:第54回定期演奏会」

@伊丹アイフォニックホール

指揮:ギオルギ・バブアゼ

関西フィルのコンマス&アフター・アワーズ・セッションで姿をお見かけするギオルギ・バブアゼさん。(ゴギさん)

ニコニコと何時も超楽しそうに演奏されてる姿が印象的で聴いている方も幸せ気分になる人です。

アマオケの指揮も時々されてるみたいだと以前から聞いてて密かに気になってました。

たまたまアフター・アワーズ・セッションを聴きに行った時にゴギさんが指揮される「かぶとやま交響楽団」のチラシを貰ってて、内容を読んだら近所の伊丹アイフォニックホールで有るのも凄い偶然!!しかも後半は大好きなメンデルスゾーンの「イタリア」Σ(゚Д゚)という事で行く事にしました。

前半のベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は、ゴギさんがソリスト&指揮でした。

ご自身が演奏してない時は、ヴァイオリンを持って無い片手で指揮。

ゴギさん&オケの演奏の時はニコニコとオケを見ながら向かい合って演奏をしてて、オケとゴギさんがお互いに楽しんで演奏してるのが伝わって来ました。

そして、ゴギさん1人の演奏の時は客席を向いて真剣な表情になって雰囲気は一転。

圧倒されるような演奏でした。

ゴギさんのヴァイオリンを聴くと何時も感じる硬質な高音の研ぎ澄まされた感じが印象的でした。

だけど、ご本人の楽しんでる雰囲気が伝わってきてて音は鋭いのだけど暖かさが感じられて、冬の日の太陽みたいな感じ??という雰囲気の演奏。

このベートーヴェンのヴァイオリンコンチェルトは何回も聴いている曲だけど、今まで聴いた中でオケとソリストが楽しんでるのが伝わって来て1番幸せ感の感じる演奏でした。

後半の1曲目はメンデルスゾーンの序曲「美しいメルジーネの物語」

パンフレットの説明によると、人間の騎士の妻は水の精メルジーネ。

メルジーネは土曜日には下半身が蛇の姿になり密かに水浴びしてるが「見てはいけない」と約束してたのに騎士は約束を破り見てしまったが為に二人は別れる事になるお話だそうです。

な、何となく「鶴の恩返し」みたいだなぁ(汗)
何処の国でも似たようなお話有るのね〜

メンデルスゾーンらしい綺麗な曲でした。

そして、楽しみにしてたメンデルスゾーンの「イタリア」((o(´∀`)o))ワクワク

明るく華やかで聴いててウキウキ気分になる曲です。

指揮してるゴギさんのニコニコ感&アマオケだからこその純粋に音楽を感じが一緒になって楽しい幸せな「イタリア」でした。

この組み合わせにピッタリな選曲で聴いてて思わずニコニコ状態(笑)

最近、聴く機会が減ったけどやっぱりメンデルスゾーンの曲好きだわ〜(*´ω`*)

ゴギさんの癒やしパワー&オケの人達の楽しんでる感が伝わって来て幸せ気分になる演奏会でした。

◆プログラム◆

【曲目】
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61
(ヴァイオリン: ギオルギ・バブアゼ)

メンデルスゾーン:序曲「美しいメルジーネの物語」

メンデルスゾーン: 交響曲第4番イ長調作品90「イタリア」

【アンコール】

ブラームス(ゴギさん編曲):「歌の調べのように」

すっごい綺麗な曲だったなぁ〜(*˘︶˘*).。.:*♡