大阪フィルハーモニー交響楽団:大ブルックナー展Vol.5

2017年1月21日(土)

「大阪フィルハーモニー交響楽団:大ブルックナー展Vol.5」

@兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール

芸文で開催の大フィル/みちよしさんのブルックナー全曲演奏会シリーズです。

今回は前半はみちよしさん作曲の「鏡の眼」、後半はブルックナー5番でした。

前半のみちよしさん作曲の「鏡の眼」は「確かにみちよしさんらしい曲だなぁ〜」と、みちよしさんワールドを感じる曲だったように思います。

みちよしさんはグレー(シルバー?)のヤクザっぽい柄シャツ姿で登場。

色んな楽器を使って超賑やか、ガチャガチャしてる筈なのにアピールするツボはキッチリと押さえてるので現代曲の「???」感は無い感じと言ったら良いのかな???

一番後ろの真ん中のティンパニーの堀内さんに日本の伝統楽器のササラを持たせて頭上で演奏Σ(゚Д゚)させたのがインパクト有りました。

自分の作られた曲だからなのか、元々踊りながら指揮する人だけど、本当にノビノビと踊ってました(笑)

後半は大曲のブルックナー5番。

このチラシのようにゴージャス☆彡な超大曲です。

可愛らしかったり、重厚だったり、宗教的な神聖さとか色んなベクトルが同時進行でコロコロ変わってて、聴かせる為にまとめるのは大変そう...と何故か聴いてて思いました。

みちよしさんは柄シャツから指揮者の服にお着替えして登場。

第一と第二楽章は「慎重になってる??」と、硬さをなんとなーーーく感じました。

...がっ!!

ノリの大フィルは第三楽章で調子が出て来て尻上がりにノリノリ状態。゚( ゚^∀^゚)σ゚。

みちよしさんのダンシング指揮も絶好調┌|∵|┘♪└|∵|┐♪┌|∵|┘

第四楽章ではハイテンションの余りムッチャ煽って、勢いを感じる高速にww

私的に大満足の演奏の時はウォォーー!!って感じで盛り上がるのですが...

...今回はそこまでテンションは何故か盛り上がらなかったけど、後半は熱く盛り上がってノリノリで萌発動状態になったので、終わり良ければ全て良しだったんでなかったのかな~って思います。

◆みちよしさんのBlog◆

不満に思ったことを言ってるけど、以前暴言でアレコレ言われてしまったからか言い方は柔らかくなったかな??

実は、私もチョット感じてる部分ではあるので反論は出来ない...(ーー;)

次の大ブルックナー展は遂に大人気の名曲の9番です!!!!

「死」を感じさせる曲で、演奏終わると何とも言えない静寂が訪れる曲。

この奥深い曲をみちよしさん/大フィルはどう演奏するのか楽しみです。

芸文に行くと何故かこの木のイルミネーションを撮影してしまうなあ(汗)

◆プログラム◆

指揮:井上道義

曲目:
井上道義/鏡の眼
ブルックナー/交響曲第5番 変ロ長調





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今回の席は後ろの方でしたが、フルートトップのうえたんさんと正面列のご対面状態の席でした。

18日はうえたんさんの誕生日だったので、

「誕生日おめでとうHappy♪ヾ|*゚∀゚*|ノ" Birthday♪」

とか、

「インフルエンザ大丈夫かしら??」


とか思いつつ

...つまり分かりやすく言えば直線上の目の前にいるので
ガン見して萌充填しながら鑑賞
になりました(ーー;)

特にブルックナーの第四楽章での演奏してない時にニコニコとリズムに合わせて首を左右に振ってる姿が何とも愛らしかったわぁ〜

こんな鑑賞してたら、正しいクラファンの人に怒られるわぁァァーーー(;´Д`)

1月からチェロのトップ奏者として入団された諸岡さんがトップで演奏されてて、つい最近まで学生だった方なので若くて見てて爽やかな感じの人でした。
ヴィオラのトップの木下さんもムッチャ若いので、学生風の二人並ぶと爽やかさ倍増状態。

保護者モードで鑑賞してしまって、初々しい感じが何とも微笑ましいです。

クラシックを聴きに来る人でこういう種類の人少ないですけど、ミーハーな腐女子系の人は大フィルを聴きに行く時にチェロ&ヴィオラを意識すると嬉しいかと思います(小声)

...私はイロモノ好きの貴腐人なのでチョット方向性は違うケド(;´Д`)