2016年9月27日(火)28日(水)
「大阪フィルハーモニー交響楽団:第502回定期演奏会」
@フェスティバルホール
今シーズンの大フィルのシーズンプログラムが発表された時は、本当にビックリΣ(゚Д゚)しました。
指揮者の名前に
エリアフ・インバルさんが居る!!!
まさかあの巨匠インバルさんが私の住む関西の大フィルに来られるなんて!!!!
インバルさんは都響専属で他のオケの指揮はされないと思っていたので本当に驚きました。
都響/インバルさんのマーラーツィクルスは話題になってて、CDで「巨人」がリリースされたのを聴いて「生で聴きたい!!」と思って遠征して6番と9番を聴きに行きました。
特に9番はインバルさんの効果を考えられた、冷静な洞察力を感じさせる構成とクライマックスの「死」の嵐の奔流に意識がさらわれて思わず涙出ましたㅠㅠ
今でもあの強烈な印象は忘れられません。
今回の定期はすっごい楽しみで、過去最高のテンションの上がり方だったと思います(笑)
あの巨匠インバルさんが、大フィルを指揮されてる!!!!
生でその光景を見て、演奏を聴いたけど今でも信じられないΣ(゚Д゚)です。
毎度恒例のチラシとパンフレット色チェック。
チラシでネタバレだけど今回はオレンジ(黄土色?)でした。
コチラがパンフレットのインバルさんのコメントです。
確かに、インバルさんの前半のモーツァルト(映画のアマデウスで印象的なアノ曲です)はモーツァルトなんだけど、古典固有の優雅な印象は無くて現代曲???って感じの鋭いキレッキレッで最初
「????」
だったけど、後半のマーラー5番の繋がりとかを考えるとインバルさんのコメントを読んでみて確かに面白いかなぁ~と感じました。
ネット上でこの演奏はアレコレ言われてしまってその点については触れないのですが、大フィルの定期演奏会のパターンをご存知無い他の地方の人が勘違いされないように一言だけ説明しておきたいことが...
大フィルの定期演奏会でホルンは前半と後半(私はラスボスの高橋さんと密かによんでます)のトップが入れ替わります。
それ故に前半と後半の印象がガラリと変わるのですm(_ _;)m
私は慣れてるので、その時は前半しか出ない大好きなオーボエの大森さんの感情入りまくりの演奏に萌えてました(ーー;)
思い返すと、初日は緊張と気負いとプレッシャーの為か、ミスと硬さが目立ちマラ5の後半で修復した感じだったかな??(。・_・。)
2日目に吹っ切れたのかインバルさんの期待に答えて満足の行く演奏になったように感じました。
1日目はなんとな〜く全員何処かおかしかったような気がする???
普段のヘラヘラ〜とした「真面目にちゃんとやりなさい!!!」と、ツッコミたくなる明るく楽しんでる雰囲気が無くて、追い詰められてる雰囲気だったのよね...
私が、日本中のクラヲタや関係者が注目してるからそう感じたのかも???だけど(;´Д`)
大フィルの場合、都響のように精密さじゃなくて
「細かい失敗なんて気にせずノビノビと楽しんでるぜ!!!」
が持ち味だと思うのでミスは気にしないようにしてます。
1日目に秋月さんが冒頭のファンファーレを失敗してしまったので
「秋月さんがんがだー!!!(*ノ・∀・)ノガンバッ。* .・:;.☆;* 。」
って2日目の始まりはドキドキでした。
無事に華々しく秋月さんのトランペットが響き渡り一安心。
2日目のマーラー5番は始まりました。
2日目のインバルさん超ゴキゲンだったなぁ〜トレードマークの唸り声1日目より大きかった(*˘︶˘*).。.:*♡
インバルさんの求めてるのが構造的でシビアな為か、音の粗さが普段よりも目立った気がしたけど、気迫がカバーしてノリとツッコミの関西らしくてこれも良いかな?と贔屓目目線です。
今までこの曲のアダージェットって印象に残らなかったのだけど、このオケ独特の強さと硬さは感じるけど、硬い氷のような透明感が逆にいい感じで思わずニコニコになってお気に入りでした。
フルートで出番の無いうえたんさんは超嬉しそうにニコニコと微笑んで首をフリフリしてた(笑)
...腕組みまで始めて観客状態(汗)
「手は膝の上!!」
と、注意したくなったけど、可愛くて萌えたわぁ〜(小声)
そして、この後のインバルさんお得意の嵐を感じさせる得意の怒涛の
これでもか!!これでもか!!の攻め!!
意識が持っていかれそうになりながら華やかなフィナーレΣd(゚∀゚d)
暴風雨に意識を完全に持っていかれて抜け殻状態でポカーン( ゚д゚)となってしまいました。
今回、大フィルを振られただけでも奇跡と分かってるのですが宜しければ又来て欲しいなぁ
◆プログラム◆
◆プログラム◆
指揮:エリアフ・インバル
曲目:
モーツァルト/交響曲第25番 ト短調 K.183
マーラー/交響曲第5番 嬰ハ短調
インバルさん、又来て下さいねー!!!
マエストロ・インバル、本日関西空港から出発されました。ご覧のとおり今日も大変お元気です!次の公演地は上海とのこと。マエストロの旅はまだまだ続きます。 pic.twitter.com/os0No8cQSQ
— 大阪フィルハーモニー交響楽団 (@Osaka_phil) September 29, 2016
◆浅川さんのBlog◆
◆ホルンの高橋さんのTwitter◆
とりあえずなんとか終わって良かったです。スケルツォは5月にドイツ修行に行った時にhr響首席ザイデンベルク氏にアドバイスをたくさん貰ったので自然体でいけました。今回もたくさんのご意見とても参考になりました。お褒めの言葉もとても励みになります。皆様ありがとうございましたm(._.)m
— 高橋将純 (@masa_hr) September 28, 2016
◆フルートうえたん(上野さん)のTwitter◆
ハイDの為なのか、音色の為なのか。
— 上野博昭 Hiroaki Ueno (@ueno_fl) September 24, 2016
見た目の為なのか。ピッコロを全員に何処かで持たせたかったのか。トラップなのか。 https://t.co/lMrb3cyGtV
コレのお陰で第3楽章ラストのフルートセクション全員ピッコロでキメ!!!の場面が楽しみすぎる事になってしまったよぉぉ〜ヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。
インバルさんとのマラ5終わってしまいましたー。とても80歳とは思えなかった。カーテンコールでハープをポロポロ弾きながら袖に帰って行くとこなんてお茶目な人やな。大阪の街と人を気に入ってくれたら良いな(>_<)また来て欲しい。
— 上野博昭 Hiroaki Ueno (@ueno_fl) September 28, 2016
アダージェット良かったなぁ。インバルさんも唸ってたし、内側から出てくる音楽。それに応えて、会場も音楽共有してた。良い空気感だよね。
— 上野博昭 Hiroaki Ueno (@ueno_fl) September 28, 2016
◆ヴァイオリン久貝さんのTwitter◆
大フィル定期、インバルさんでマーラー5番おわりました。最後の最後まで追い上げがすごいマーラーでした。打ち上げで気持ちよく飲んできました(*´꒳`*)これでもう9月終了!
— 久貝 ひかり Hikari Kugai (@hikari_kugai) September 28, 2016
◆クラリネットふなもんさん(船隈さん)のTwitter◆
今回のインバルさんの定期は大フィル入団してから指折りの強烈な音楽体験でした。終わってしまった感が凄いです。
— 船隈 慶 (Kei Funaguma) (@2727clarinet) September 29, 2016
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毎度恒例のどうでも良いネタ(笑)
◆今回の萌えポイント1◆
記事でも触れたけど、うえたんさんがルンルン〜♪と首をフリフリしてたのはアダージェットだけでなくずっとだった(2日目特に)
記事でも触れたけど、うえたんさんがルンルン〜♪と首をフリフリしてたのはアダージェットだけでなくずっとだった(2日目特に)
◆今回の萌えポイント2◆
フルート4番に入ってたもう一人のトップの野津さん、演奏してない時はフルートを立てて持ってデーンと待機してたので日本刀を持った親分のようだった。
毎度恒例の片目を閉じて中の水滴チェックをする姿は猟銃を持つ猟師。
ビシっ!!!とピッコロを吹く姿が超決まってた!!
◆今回の萌えポイント3◆
大フィルマーラーの私の楽しみはクラリネットトップのボス金井さんのベルアップの姿。
茶色の派手なクラを首を傾けて斜め上に上げる姿がなんともユーモラスで愛嬌有るんですよね〜
◆今回の萌えポイント4◆
今まで厳格な「クソジジイ」系だと思ってたインバルさんがニコニコと可愛くて退場にハープをさわったりサービス満点の可愛らしいおじいちゃんだった(*´ω`*)
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◆更に私以外どうでも良いネタ◆
今回のパンフのインタビューは愛するオーボエセクションでしたヽ(=´▽`=)ノ
ずーっと浅川さん(真ん中でチマっと座ってるラブリー♡なおじさん)が舞台に大きな黒カバンを持参してて気になってたけど...
- リードを削るナイフ
- ハサミ
- ドライバー
- チューナーが壊れた場合のチューニング用の音叉...などなど
オーボエ奏者の七つ道具が入っていて本番中にリードを調節したり、何が起こっても対処できるようにしてるそうです。
他にカバンの中からタオルを出して汗をフキフキしてるのを見た事が有ってラブリーだったなぁ〜
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