なにわ《オーケストラル》ウィンズ2017演奏会④〜岡山公演編〜

なにわ《オーケストラル》ウィンズ2017演奏会

2017年5月3日(水)
・13:00(昼公演)
・18:00(夜公演)
@大阪 ザ・シンフォニーホール

5月4日(木)
・15:00
@ 岡山シンフォニーホール


「なにわ」演奏会シリーズ、長文体質なので書き終わらずその④になっちゃいました(汗)

今回は本当に!!!最後の岡山公演編です。

今までの記事は下記の通りですm(_ _)m

【なにわ2017記事①】
プログラム&グッズのクリアファイル&出演者情報

【なにわ2017記事②】
本番前のリハの様子などの公式&Twitterまとめ

【なにわ2017記事③】
5/3大阪公演のレポ

岡山公演の当日。

いよいよこれで「なにわ」が終わるのねぇㅠㅠ
と、いう気持ちと

演奏を聴けるワクワク感((o(´∀`)o))ワクワクと

超方向音痴なので岡山は初めてだけど無事にたどり着けるのだろうか??

の気持ちで会場に向かいました。

まあ、予想通りと云うか...

初めての土地なので新幹線の岡山駅に着いてからどっちの方向か謎でしばらく周辺をウロウロ(汗)

暫くして、地図で見た御堂筋並のデッカイ道幅の真ん中は路面電車が走ってる道路発見!!

路面電車は乗り場に行ってみると路線がいくつか有るみたいで乗り方謎(汗)
結局、岡山シンフォニーホールはこの道沿いなので20分位テクテクと歩きました。

そして、うえたんさんがホールの写真を上げてくれてたのでどの建物か分かったから最後はホールを目指して歩いて無事到着ヽ(=´▽`=)ノ

本当に助かりました。感謝ですε-(´∀`*)ホッ
...が!!

到着したらデッカイ道路にピッタリとくっついてる建物だから写真撮ろうとしたら真下から見上げる形になってしまい角度的に撮影不可能(ーー;)

正面は入り口がショッピングモール?とくっついてるみたい?でイキナリのエスカレーターがドーンで画的に問題有って(汗)

結局岡山の写真ゼロ。゚(゚´Д`゚)゚。
(帰りは「終わってしまった」の気持ちがいっぱいで写真の事なんか忘れてた)

ホールに入ったら大阪よりも更に制服の学生の子達ばかり!!!Σ(゚Д゚)
私、かなり浮いてました(汗)

確かに吹奏楽だけど、コレだけのメンバーなのにオーケストラを聴きに行く人が何故皆無に近いのかしらと毎回思うㅠㅠ

アウェーの岡山なので仕方ないけど...
席は2階席の真ん中正面より若干上手の後方でした。
只、2階だけど高さ&面積の感覚からしてフェスティバルホールの2階と3階の間の距離感ですっごく米粒ㅠㅠ

予想よりも新しくて大きなホールでした。

大阪が前の方の席だったので、全体の構成が分かったから良かったかな?と、今では思います。

プログラムは大阪の2公演を一つにまとめた感じなので密度がとにかくすっごく濃かったです!!

「なにわ」は最後だし、岡山は今まで演奏してなかったので色々聴かせたいって云う気持ちが伝わって来ました。

実験コーナーは普段は2つなのに4つと時間の限界まで丸谷先生は実験してくれました。
観客の希望の順番で大阪と同じ「見掛け倒し」

木管やコンバスなど前の楽器と金管やパーカッションの後ろの楽器入れ替えの「前後逆」
爆音の為にオケでも吹奏楽でも後ろの金管やパーカッションの人達は密かに嬉しかったかも??

皆思い思いのバラバラな場所に移動の「フルーツバスケット」は、榎田さんが前に出て舞台に腰掛けて一番美味しい場所取ってたなぁ...
「フルーツバスケット」云えば前回の斎藤さんのポツーンと1人外れた場所のハープが美味しい場所で印象に残ってる(笑)
↓偶然今回のパンフレットに掲載されてました(*´艸`*)

今回、中村さんがパーカッションの外れた所に1人居たけど楽器に埋もれてかくれんぼ状態でした(ーー;)

実は、フルート奏者は変わった事をしたがる人率高い気がする。

後は、皆ギュウギュウに満員電車のように密集しての全く風がとおらない「春風の通り道」を演奏。
ステマネさんが安永さんのティンパニーまで動かしたので、「ティンパニーまで動かさなくてえぇ!!」って丸谷先生突っ込んでました(笑)

アンコールでは、大阪のみの演奏で岡山のプログラムに掲載されてなかった酒井格さんの「半音階的狂詩曲」も演奏されました。
お気に入りだったのでもう一度聴けて密かに嬉しかったわぁ(*´ω`*)

そんなてんこ盛り状態だったので15時開演だったのに終わったら19時20〜30分でしたΣ(゚Д゚)

「なにわ」を発足したボス金井さんがメインプログラム最後の「色彩交響曲」を指揮したのはジーンとしました。

自分がやりたいと仲間たちと始めた「なにわ」が終わるのだから色んな思いがあの時はこみ上げてただろうなぁ〜

以前に雑誌「ザ・クラリネット」に「なにわ」のクラチームのインタビューが掲載されてたのですが、その時の「なにわ」を立ち上げた箇所の抜粋です。

『”なにわ”結成の経緯を教えて下さい』
金井さん:高校生の時、フレデリック・フェネル指揮のクリーブランド・シンフォニック・ウィンズのレコードを聴いて、その質の高い吹奏楽のサウンドに圧倒されたんです。
それは交響楽団たちによるものなのですが、サウンドの理由がそこにあるのか確かめたくて、2003年に日本中からオケプレイヤーの友人たち集まってもらったのが”NOW”の始まりです。
その他にも、設立当初は「吹奏楽の可能性の追求」「吹奏楽の常識は本当に常識?」などの検証も結成目的に含まれていましたが、現在ではもっと達観の境地に至っています。
自分が始めたことですから全部参加していまして、今年13回目の公演で、はや12年経ちました。

橋本さん:コンマスの金井ボスとは彼が広響時代(20年以上前)から、日本でこういうバンドできたら面白いねと酒を飲むたびに話していたんですよ。
目指すはフェネル指揮のクリーブランド・シンフォニック・ウィンズのホルストの作品のような演奏です。僕も設立当初から参加しています。

原田さん:第1回の”NOW”公演の1年ほど前に金井さんから「こ〜んな(←夢がいっぱい詰まってる感じ)吹奏楽をやりたいんだけど協力してくれる?」と聞かれました。
もちろん即答でOK(笑)。
リハーサルが始まった時には想像以上のサウンドに包まれて夢のようでした。

最後に奏者の人達が後ろから花束をコッソリとリレー形式で金井さんまで回して渡したのはご本人に内緒で計画してた気がします。

深々とお辞儀されてる姿も印象的だったなぁ〜

丸谷先生のお話で、オーケストラ奏者は無表情ですましたイメージが有ったので「なにわ」の出演依頼の話を何年かは断ってたけど、実際関わると皆良い人たちだったというのも印象に残りました。

アンコールの最後は明るい「なにわ」らしく「Hey!!」の掛け声で終わるカーペンターズ・フォーエバーがすっごく楽しく演奏会は終了。

終演後は、舞台の上で奏者の方々が記念撮影したり、学生の子達が客席にいっぱい残ってて舞台の上の奏者の方々と交流したり和やかな様子。

出待ちをしてる子達もいっぱい居ました。

そんな様子を横から見て「なにわ」は終わったけど、この演奏会に来た学生の子達はいい思い出として思い出に残るんだろうなぁって微笑ましい気持ちになりました。

終わった直後は楽しいホッコリ気分だったのだけど...
日が経つに連れてもう聴けないのかと思うとじわじわ〜と、寂しい気持ちがㅠㅠ
GWの楽しみとして学生の子達と同じ様に楽しい思い出として私も記憶に残るのだろうなぁ... 

「なにわ」のお陰で今まで縁のなかった吹奏楽の曲も一年に一度ガッツリと聴けて、普段の演奏会では見せない奏者さんの学生時代に帰ったような笑顔で楽しんで真剣に演奏する姿に元気を分けて貰いました。


◆公式&出演者のTwitter◆






























































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思いっ切り個人的な事なので最後にコッソリと追記。

きょーきょーに移籍して何時も余裕が無くてすっごく真剣な雰囲気を漂わせて演奏してたうえたんさんが、以前のように真剣なんだけどヘラ〜って明るい楽しんでる雰囲気が漂ってて密かに嬉しかった(*´ω`*)
岡山でピッコロ吹いてた時に、暇になると出る癖の腕組みも久々に見れたし(笑)

オケの演奏会は超シビアなブルックナー5番で又、プレッシャー大きいけどうえたんさんなら大丈夫なハズ!!

今回オーボエのメンバーはオケでは首席2人とセカンド1名だったので、イングリッシュホルンが必要な時は全部大島さんだったので、大島さんのイングリッシュホルンが大好きな私は密かに喜んでました(*´ェ`*)ポッ

今、この記事を書いている前日に関フィルのラヴェルのピアノコンチェルトを聴いたのだけど、第2楽章のイングリッシュホルンが素敵すぎたのでいつか大島さんに演奏して欲しいなぁ〜

...そして、フルート脳の為に思い返すとフルート目線になって覚えてます(ーー;)
今回の記事書いて再認識したわぁ

遺失物保管所

記憶に留めたい事の備忘録・・・