2017年3月12日(日)
京都市交響楽団:オーケストラ・ディスカバリー2016
「オーケストラ・ミステリー」
第4回「大作曲家の秘密」~音楽家の真実~
@京都コンサートホール・大ホール
3月の京響の定期演奏会の広上さん指揮のマーラー「千人の交響曲」は発売して2時間で完売なので聴きに行くこと出来ずㅠㅠ
うえたんさん中毒者なので3月はアノ音を聴かないのが我慢出来ず聴きに行くことにしました(汗)
前回の定期演奏会同様に直前でポチったので又もや2階サイド後ろの変な場所での鑑賞。
第一ヴァイオリンはコンマスよりも後ろは観客で見えない状態だったけど、フルート首席はギリギリセーフでした。
この演奏会は子供向け演奏会なので大フィルの「Enjoy!オーケストラ」みたいな雰囲気を想像してたけど、大人の人の割合が思ったよりも高く場所が京都だからかな??落ち着いた雰囲気で鑑賞出来ました。
指揮者は高関さん、ナビゲーターはロザンで話を交えて分かりやすく楽しい雰囲気でした。
そういえば、ロザンを生で初めて見たわぁ(゜o゜;
1曲目はストラヴィンスキーの「サーカス・ポルカ」この曲に乗って象を踊らせようとしたけど、象はお気に召さなかったらしいです(笑)
こういう演奏会だからの名曲の美味しいとこ取りのプログラムを組めるので2曲目はベートーヴェンの「英雄」の第一楽章。
この曲の始まりのジャンッ!!ジャンッ!!って始まりのフレーズは何回聴いてもテンション上がります((o(´∀`)o))ワクワク
最初はナポレオンの為に書こうと思ってたけど、ナポレオンの政策に失望して止めたエピソードなどが語られました。
3曲目はジョンゲンの「オルガンと管弦楽のための協奏交響曲から第3,4楽章」
パイプオルガン使用曲なのでパイプオルガンの説明が有りました。
後、この曲はデカイパイプオルガンが有るデパートで演奏されたそうです。
パイプオルガンがソロでも有ると同時に完全にオケのパートの一部にもなってて、よく考えられてる曲だなぁ〜って感じました。
ソリストの福本さんが女性なんだけど男前な印象でカッチョ良かったわぁ〜(*´ω`*)
休憩の後の後半の1曲目は楽しみにしてた「モルダウ」ヽ(=´▽`=)ノ
冒頭のフルートが大好きで「うえたんさんの演奏で聴きたいなぁ〜」ってずっと思ってたので念願がようやく叶いました。
独特の温かい優しい音が素敵だったです(*˘︶˘*).。.:*♡
ニヤニヤが止まらなかった(ーー;)
最後はショスタコの5番の第4楽章の勇壮な曲で終わりました。
ショスタコはそれまではとんがった曲を書いてたけど、5番ではその尖った感じが無くなった(国がソビエトだし...)と、おっしゃってましま。
ロザンが「コッソリとソ連のアホーっ!!って言ってる部分が有るのでは?」と、尋ねたけど結局高関さんは教えてくれませんでした。
国がアレだから、メッセージが隠されてるなど曲の謎の諸説が色々有る作曲家だからなぁ...
個人的に大フィルの定期を聴いた後だから、ショスタコのガンガン系の曲はフェスティバルホールの音がダイレクトに響くホールが合ってるなぁってチョット感じました。
普段、精神を集中して演奏を聴くことが多いので、説明を交えながらのリラックスして聴くと初心に帰って素直な気持ちで鑑賞できて、お馬鹿だから勉強に為るなぁ(笑)
◆京響のBlog◆
◆プログラム◆
出演者:高関 健(常任首席客演指揮者)
福本 茉莉(オルガン)
ロザン(ナビゲーター)
曲目等:ストラヴィンスキー:サーカス・ポルカ
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調「英雄」から第1楽章
ジョンゲン:オルガンと管弦楽のための協奏交響曲から第3,4楽章
スメタナ:交響詩「モルダウ」
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番から第4楽章
◆アンコール◆
ショスタコーヴィチ:タヒナ・トロット(二人でお茶を)
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