名古屋フィルハーモニー交響楽団 大阪特別公演

2016年11月20日(日)

「名古屋フィルハーモニー交響楽団 大阪特別公演」

@ザ・シンフォニーホール

11月13日にセンチュリーのびわ湖ホールでの演奏会で久し振りに会えた小泉さん。
今度は、11月20日に音楽監督を務められてる名古屋フィルの大阪特別公演で2週連続で大好きな指揮者の小泉さん指揮の演奏会ですヽ(=´▽`=)ノ

◆小泉さんのプロフィール◆

小泉さんの暗譜して指揮されるお姿は、強く影響を受けられたと思われるカラヤンを思い起こさせます。

ドイツ音楽の空気感と、素朴な人柄が雰囲気と指揮に感じられて聴いていて何時も癒される気持ちになリます(*´ェ`*)

小泉さんがシンフォニーホールで指揮されるのは、センチュリーで音楽監督最後の定期演奏会の「ドイツレクイエム」以来だなぁ...

「何時だったかしら?」と、調べたら2013年10月24日でした。

そういえば、当時のシンフォニーホールのセンチュリー定期は入り口の所にその日の演奏会を文字入れしてたのをツイを見て思い出した。

懐かしい


シンフォニーホールに帰って来た小泉さんと云うことで...

小泉さんセンチュリー最後の定期だからと、記念に取ってあった当時のチラシとパンフレットを撮影したので貼り付けます。


大曲のドイツ・レクイエムだったなぁ...


現在のセンチュリーのパンフレットは1ヶ月(公演が少ない時は2ヶ月)の公演をまとめて1冊にしちゃってるけど、当時は1公演につき1冊でした。
中身がカラー!!!!!
お金かかってます。
その時のメンバー見ると、広響のコンミスになられた蔵川さん、N響に行かれた木川さん、家庭の事情で帰国されたニコリンヌさんとか懐かしい...

そして、ゲストコンマスが都響の矢部さん。
当時、小泉さん関係で時々来られてたので矢部さん目的で前のど真ん中席の超至近距離でガン見してたなぁ〜
思わず昔を懐かしんでしまった(ーー;)

話は元に戻して今回の公演。

3年振りに小泉さんがシンフォニーホールで指揮される&
ソリストは大好きなピアニストの近藤さんの師匠のオピッツ先生&
団員さんで気になる人が何人かいらっしゃるので生で聴けるヽ(=´▽`=)ノ

とかの((o(´∀`)o))ワクワクモードでシンフォニーホールへ!!

ホールの入口にポスターの展示が有って密かに嬉しかった


...地元オケはシンフォニーホールでやる時にポスターの展示してないから私みたいに写真撮る人間にはこのホールの演奏会の時はBlog&Twitterネタ素材に何時も困ってます(小声)

嬉しいと言えば、曲の奏者の一覧表!!

私みたいに団員さんを意識する人には嬉しいです(*´ω`*)

関西のオケでも配ってほしい...
特にトップ奏者二人体制の大フィルは固定じゃ無いから奏者が舞台に上がるまで謎なのよね...

1曲目はベートーヴェンのピアノコンチェルト5番の「皇帝」

小泉さんが登場して指揮台に登ったのを見て。

「小泉さんはヤッパリシンフォニーホールが似合うわぁ〜」
と、改めて感じました。
新しいホールでは出せない伝統有るこじんまりとした規模のホールの落ち着いた雰囲気によく合います。

「おかえりなさい」
という気持ちと、当時を思い出す懐かしさと、
「次に小泉さんがこのホールを指揮されるの何時になるのだろう?」
と少し寂しい気持ちとかいくつもの感情が同時に湧き上がりました。

小泉さんと同時にセンチュリーを辞められた沼尻さんももう一度シンフォニーホールでの指揮姿を見たいなぁ(´;ω;`)ウッ…

勿論、席は小泉さんのお顔が見える席をキープしてます(笑)
...更に、ティンパニーの窪田さん好きなのでよく見える真横角度席でした(ーー;)

ソリストはゲルハルト・オピッツさん。
私の大好きなピアニスト近藤嘉宏さんのドイツ留学時代の師匠になる人で、ヴィルヘルム・ケンプの教えを受けて正当なドイツ音楽を継承してると言われてるピアニストです。

◆オピッツ先生のプロフィール◆

私は、近藤さんの師匠なので私は「オピッツ先生」と呼んでます。

◆近藤さんTwitterより◆

ブラームスが現代に生きてたらこんな感じかなぁ〜
って思わせる人です。
季節的にサンタさんの赤い服も似合いそう(*´ω`*)

演奏が始まると、日本に居るはずなのに演奏&伝統有るシンフォニーホールの相乗効果でまるでドイツに居る気分。

旋律が覚えやすいし、よく演奏される曲なので脳内鼻歌を歌いながらルンルンモードで鑑賞してしまいました。

個人的に第二楽章のオケが絶妙の音のバランスで音を長く伸ばしてオピッツさんのピアノが入る部分が好きだったです。

小泉さんの指揮の演奏を聴くと、何回も聴いた曲なのに何時も新たな発見をするなぁ...

後半は、バルトークの「管弦楽のための協奏曲」

最近、偶然なのか関西のオケでバルトークの曲の演奏が多くてよく聴いてる気がします。

この曲何処かで聴いたような??と、調べたらセンチュリーの1月の定期でこの曲を聴いてました。

そのハズなんだけどこの演奏会は前半のブラームスのイザベル・ファウストの演奏の印象が強すぎて、この曲の事思いっきり忘れてました(汗)

バルトークの曲は現代曲なので旋律は掴みづらくて「音の集まり」として聴こえてきます。
だけど、綺麗で不快な感じは無くて民族的な香りが漂って来るので親しみやすくて現代音楽が苦手で、「????」状態によくなる私が大丈夫な作曲家です(笑)

それぞれの楽章で色んな楽器の美味しい見どころな演奏が詰まった面白い曲でした。

しかし、この曲はギッシリと詰まってて奏者からしたら難しそう...

名フィルの演奏は、同じ小泉さんの指揮でもセンチュリーだと響きが木のように感じるのが、透明感を感じるなぁ〜って思いました。

優しくて綺麗な感じ??

ロビーへの階段を降りた所で団員さんが並んでお見送りをしてくれて、親しみやすい雰囲気の良さを終演後も感じてホッコリ気分になりました。

小泉さん/名フィルは生で初めて聴きましたが、微笑ましい雰囲気が感じられたので良い関係を築けそうだなぁ〜

出来れば1年に一度定期的に来て欲しいわぁ

◆プログラム◆

記憶力悪すぎだけど、コンマスの日比浩一さん名フィルの人だけど思いっきりどっかで見たなぁ〜って思って調べたら関西で以前活動してて、室内楽も聞いた事有りました(ーー;)
そりゃ思いっきり聴いたこと有るし、お顔を見た事あるよぉぉ〜
「名古屋の人」の先入観ですぐに気付かなかったllili○l ̄L

【出演】
小泉和裕(指揮/名フィル音楽監督)
ゲルハルト・オピッツ(ピアノ)

【演奏曲】
ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 作品73『皇帝』

バルトーク: 管弦楽のための協奏曲 Sz.116

【アンコール】

ブラームス:ハンガリー舞曲第5番

この曲はアンコールでよく演奏されるけど、明るく楽しい気持ちになるからテンション上って終われるわぁ(*´ω`*)

◆名フィルのTwitter◆