大阪フィルハーモニー交響楽団:第500回定期演奏会

2016年7月21日(木)
2016年7月22日(金)

「大阪フィルハーモニー交響楽団:第500回定期演奏会」

フェスティバルホール

大フィルは1日目の定期会員なので1日目は必ず行くのですが...

大フィルの記念すべき500回定期演奏会&ソリストが大好きなバンドネオン奏者の三浦一馬さんなので行かねば!!!!


古いのばかりですが、一応CDは3枚持ってます。
...と、いう訳で2日のチケも張り切っておかわり購入しましたo(゚ー゚*o)(o*゚ー゚)oワクワク

500回目という記念になる演奏会なので他のオケからもお花が届いてました(*˘︶˘*).。.:*♡
大阪の関係者が祝ってくれてるのが伝わりました

入場したらまず最初にする毎年恒例のパンフレットの色チェックです。


チラシのアクセントカラーと同じなので分かりやすいように並べました。

これは黄土色???
金かかるけど、記念公演だから個人的には金のキラキラ入れて欲しかったなぁ〜と思うのは私だけ??

今回は、500回なので今までの演奏会をまとめた小冊子も配布されました(∩´∀`)∩ワーイ


1960年からの積み重ねで500回だから、改めて凄いと実感。
次の節目は1000回だけど、一年に10回ペースで計算すると50年後...(ーー;)
生きてないよね

◆パンフレットのみちよしさんのお言葉◆

まず、全体的な感想から...
(あくまで超ド素人の感想です)

1日目は緊張してたのか、何だかノリの大フィルにしては大人しいなぁ...って個人的には感じました。

特に後半のエロイカはスッキリと綺麗にまとまってるけど、何時もの元気さが無いっていうか...
上品で室内楽っぽいっていうのかな??

対向配置にしてるので、高音のヴァイオリンが分かれて弱くなってるのと、コンバスが客席と対面(普段のオケだとテューバの付近)して音が単独で飛んできてたのが感じた原因だったのかな??多分...

感想を検索したらそんな事を感じたのは私一人みたいなのでど素人の気のせいだと思います。(´-﹏-`;)

2日目は一転して皆さんテンションが高くなってて、遠足に来た子供たちのように(∩´∀`)∩ワーイ(∩´∀`)∩ワーイ状態で、入場した後にニコニコと笑顔で会場を見回して周囲の奏者と話ししてる人多数...

「こ、この光景がえぬえいちけーで流れてしまうのかしら?」
と、変な心配してしまった。

コンマスの田野倉さん、オーボエの大森さん、フルートの野津さんのノリノリの感情の篭もり方が普段に拍車をかけて特に凄かったなぁ〜

大フィルの団員さんが500回なので喜んで演奏してるのが伝わってきて、聴いてて超楽しかったです。

本当にワクワク気分で楽しかったなぁ(*´ω`*)

前半の「ミサ・タンゴ」は旋律はミサ曲なんだけど、三浦一馬さんの繊細なバンドネオンの演奏が哀愁を、パーカッションのポンポコな明るさがラテン系の南の国を連想させました。


合唱団の人達の歌声も柔らかくて神聖な雰囲気を感じて人間の声も楽器なんだなぁ〜って実感。

ソリストの二人が投げキッスしたりして超陽気でまさしくラテンの人達でした(笑)

みちよしさんは、大阪の街はラテン系のように明るくて人懐っこい
(他の街では道を歩いて、「兄ちゃん!粋な格好してるね」と、声をかけてきたり、身体をさわりにくるとか無いそうです)
風土が有るので大フィルの音楽にもそれを感じさせるようにしたいという思いがなんか伝わる前半でした。

始まりが「主よ」って歌詞なんだけど、「セニョール」と言っててスペイン語ではそうなんだと知りました。

後半のベートーヴェン「英雄(エロイカ)」は2日共ドッシリした重さとかは無くてスッキリとしている印象。

1日目は上品で室内楽的な、2日目は推進力の有る演奏のように感じました。

木管はフルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットと三人体制だったけど、1番と3番がトップ奏者起用してたので普段には無い豪華メンバーでした!!
そして、全員男性(笑)
テレビで見て手むさ苦しく無いかしら??と、アホな事を思ってしまった。

ホルンは柔らかくて渋い音とバリバリ系を使い分けてて、1日目は変化するせいか集中の切れ目?みたいなのを瞬間を感じたけど、2日目は綺麗に繋がってるのも印象強かったです。

弦も2日目の方が大フィルの弦の硬質な感じがインパクトになっていい方に作用してたかな??

個人的にはオーボエトップの大森さんの情感こもった演奏とフルートトップの野津さんの「こぶし?」を感じる演奏が印象に残りました。(笑いをこらえるのに必死になりました...小声)

なんというか...
500回に相応しい
「ザ・大フィル今昔」な演奏会でした。

9月18日Eテレの「クラシック音楽館」で放送されるので、番組見た人も奏者の皆さんの気持ちが伝わって楽しい気持ちになると良いなぁ〜

みちよしさんのパフォーマンスとかはテレビ放送が有るのでネタバレしないで黙っておきます(笑)

◆プログラム◆

<指揮>井上道義

<独唱>
サンドラ・フェランデス(メゾ・ソプラノ)
ガスパール・コロン(バリトン)

<独奏>三浦一馬(バンドネオン)

<合唱>大阪フィルハーモニー合唱団

<曲目>
バカロフ/ミサ・タンゴ
ベートーヴェン/交響曲第3番 変ホ長調「英雄」作品55

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◆みちよしさんのBlog◆

Michiyoshi Inoue Official Web Site

<独唱>サンドラ・フェランデス(メゾ・ソプラノ)ガスパール・コロン(バリトン)<独奏>三浦一馬(バンドネオン)<合唱>大阪フィルハーモニー合唱団バカロフ : ミサ・タンゴベートーヴェン : 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」Op.55大阪フィルハーモニー交響楽団 チケット: A席:6,000円(4,800円)B席:5,000円(4,000円)C席:4,000円(3,200円)学生席(3階席):1,000円(割引なし)BOX席:7,000円(6,000円)※(  )内の料金は大阪フィル・会員価格 演奏会お問い合わせ先: 大阪フィル・チケットセンター Tel:06-6656-4890 ご苦労さんでした、みんな!僕も含めてだぜそりゃね。 500という数に音楽的に意味は何もないが、演奏は合唱団、オーケストラ、 ソリスト、事務局、それに何よりお客さんがたくさん。目出度い。 NHKテレビが特集を組んでくれて、そのスタッフも炎天下頑張っていた。 きっといいものが放映されるだろう。 プログラムビルディングも自画自賛だが当を得ていて、楽しさと真剣さを表現できた。 今日はばててるのでそれだけ。また付け加える。そのときは恐ろしい長文になりそう。 終わってタンゴパーティーをしましたがその映像などは芋つる式に探してください。 僕は撮ってないから。伊福部昭 作品集ピアノと管弦楽のためのリトミカ・オスティナータ2016年12月 12016年11月 52016年10月 12016年9月 12016年8月 32016年7月 82016年6月 42016年5月 82016年4月 52016年3月 42016年2月 52016年1月 52015年12月 82015年11月 52015年10月 62015年9月 112015年8月 22015年7月 32015年6月 82015年5月 52015年4月 62015年3月 82015年2月 22015年1月 82014年12月 12014年11月 42014年10月 42014年9月 42014年7月 12014年6月 12014年5月 12014年4月 102014年3月 42014年2月 12014年1月 12013年12月 12013年11月 22013年10月 12013年9月 12013年7月 12013年6月 12013年5月 12013年4月 2

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